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計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
結成 異世界暗躍組織ノーネーム

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第152話 主人公本来のチカラ (説明付き)

西国、帰らずの森

拠点からセクハラを獣人ワンに

誤魔化し、プレゼント作戦をしようと思ったオレ。

自国中央

国境付近の侯爵領へと後をつけた。


侯爵城にて、地下牢にいる

片手片足欠損。

目にはボロボロの包帯、幼い猫人をみつけた。

と悪党侯爵がいた。


「貴様!なにをしている?

答えよ?嘘をつくなよ!」覇気を出し

悪党侯爵だけを地面へ無理やり押し付けたオレ。


「ぐ…奴隷売買と、こいつは売れ残り…

いまから殺すつもりだ…

今巷で噂の賊を討伐に時期、王直属部隊が

ここにくる…見つかったらまずい…だからはやく

殺したい…」


「この猫人が貴様になにかしたのか?」


「してない、奴隷だからだ…」


「この国の王は奴隷を手厚く保護しろと

言わなかったか?」

父親パパン王のことだ。



「言ってたが守らない奴のほうが多い…

奴隷は奴隷だ!なにをしてもいいんだ!

…ぐあっ!!」

覇気で地面に押し付けてる悪党侯爵の

頭を踏みつけ地面にめり込ませたオレ。



オレは自分自身が度し難い…

なにが奴隷は手厚くだ…

温室育ち、元王子のオレが知らない世界だった。

なにも悪いことをしてない罪なき獣人…

産まれながらの奴隷

実際は見えないとこでこの様な仕打ちか…


オレは元奴隷、獣人ワンとたまに暮らしている。

鬼人オニや

エルフミミ、ほかにもエキストラがたくさんだ。

みんな一生懸命でいい奴だ。

可愛くて世話焼きで、みんな差別や偏見とは

無縁な拠点だ。

きっとこの世界はそこまで悪くないものと

思っていたが蓋を開けたらこれだ!

そもそもなぜ産まれながら奴隷なんだ?

誰が決めた?

みんな普通に暮らすじゃだめなのか?


本当にオレは度し難い…。

考えが子供だからか、答えがわからない…


「正直に話した貴様には褒美をやろう!

オレのとっておきのチカラだ!!!

永遠に生き地獄を味わえ!!」


オレはそう言い自身のチカラを少し開放した。


ちなみにオレが使える技は

覇気。

威圧感にあたり、実力があればわりと誰でも

ある程度格下に有効な圧力。

命令もできる。相手はそれに従わないと命が

脅かされると本能が感じるからだからだ。

正し、格下でも凄まじい

精神力の持ち主だと効かない

可能性有り。




漆黒は

漆黒自体、黒騎士のフルプレート、もとい鎧さん。

今は漆黒の仮面の魔力だ。

オレはただそれを操るだけだから

オレ自身のチカラではない。

インテリジェンスウェポン アーティファクトや

魔道具の類なだけ。

オレ自身は本当に魔力0

魔法は何も使えない。

なので魔力0と測定器具で出るのは当たり前だ。

ちなみに漆黒は測定器如きでは、もちろん

測れるわけがない…


と、オレは魔力0だが

その零を昇華させ

完全なる(無)

を作り出すことが出来る。

これが本来のオレのチカラだ!!

この(無)は文字通り

等しく何人たりとも(無)に出来る。

人でも空気でも、世界の全てでも

もちろん漆黒でさえも…

自分の意思で(無)に帰すことができる。

理や概念さえも。


なのでオレの肉体は

実は幼少より(無)の空間でひたすら

鍛えていた。何万年か何億年か…それ以上か…

本当に時を忘れ夢中に飽きるまで愚直にただ

ひたすら鍛え続けていたのだ。

もちろん自身の食欲、睡眠欲、排泄などは

一切、限定(無)で遮断してた。

飽きた頃に歳をとったとこだけ自身に限定(無)

を使い元いた場所に戻るオレ。

現世に1秒とたっていないことになる。

なぜそんなことを幼少にしていたかというと、

肉体がクソ雑魚なオレは王位継承第一位の

王子だったから。

暗殺者がわんさか来た。

もちろん身内や鎧さんにずっと守ってもらって

いたが、無力な自分に嫌気がさし

せめて自分の身は自分で守れるように

なりたかったのだ。まぁそもそも(無)を

使えば一発で解決だが…

それだけではなくやはり肉体を鍛えたかったのだ。


と、

悪党侯爵をそんなオレの(無)に飲み込ませた。


完全なる無


文字通り何もない空間に一生閉じ込めた。

悪党侯爵の存在自体簡単に消せるが、

そんなことではオレの気が済まない。

脳だけにして意識はずっとある状態した。

睡眠すらも絶対許さない。

なので限定的に(無)をつかったオレ。

箇所箇所を限定で消すことも容易だ。

なぜならそれがオレのチカラだからだ。

目もないから真っ暗な孤独の世界をただただ永遠に

…彷徨ってくれ…悪党侯爵よ…。



そして、

震えながら

「ミーも、もう殺してニャん…」

片手片足欠損

目にはボロボロの包帯

幼い猫人


くっ!

生かすのは、さらなる生き地獄と

思われるかもしれん…

だが

だが…

だが……

「少しだけでいい…生きてくれないか…?

頼む…」

オレは懇願してしまった…

この猫人奴隷にまるで

オレが酷い世界を知らなかったことに対する

懺悔の気持ちを込めて…


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m






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