第144話
ノーネームが隣のログハウスに転移し
いなくなった後、謁見の間
「いやー!ノーネーム様の覇気すごかったス!」
斧使いこと鬼人オニ
「うん、いろいろやばかった…」
弓使いことエルフミミ
「そうッス!あんな凄い方がボスだなんて!!
ん…??」
エルフミミの足元が濡れてるのを
見つけてしまう鬼人オニ
「ごめん…漏らしてた…」
どちらかというと気が弱いタイプの
エルフミミだった。
「あちゃー!まあ、あれは仕方ないっスよ!」
「うん…恥ずかしい…」
まわりにいるエキストラ達が清掃をして、
着替えを手伝って
訓練に狩り任務へと行ったエキストラ。
エキストラ達は遠くでノーネームの覇気を
浴びたためお漏らしには至らず。
「今回はお疲れ様!日本はどうだった?」
獣人ワン
「いやー、任務自体は成功したっスけど…」
「かなりヤバイのいた…神狼様でも
勝てないのいた…」
悪人から魔道具金品を奪い回って
拠点拡大を今はしていた、
暗躍組織ノーネーム。
その中にランダム転移の宝玉もあり、
日本にたどり着けていたのだった。
「それは大変だったね…って
ここでは飼い犬様よ!」
「あ、そうッスね!つい間違えるッスよ!」
「飼い犬様と互角と思われるドラゴンと、
三人でも太刀打ち出来ない、漆黒のフルプレート
がいた、アレは一番ヤバイ…。」
「くうーん、くうーん。」
飼い犬はあのフルプレートにはもう会いたくない。
絶対勝てない。と言っている。
「なら、ウチでも全く歯が立たないか…
少し日本は様子を見ましょうか…
ノーネーム様なら撃退出来るでしょうけど…
さすがにお忙しい方だし、自分達でなんとか
しないとね!」
「賛成ッス!本当に死ぬかと思ったスから!
ノーネーム様なら余裕で勝てるっスよ!
あのフルプレートのヤツに!
だってあの覇気っスからね!」
「うん、間違いない!
わたしが漏らすくらいだから。」
黒騎士の中身はクロノ。
日本ではクロノだが自国ではノーネーム
「なら今まで通り拠点拡大のために、
悪人から金品、魔道具を頂いちゃいましょう!
そして、虐げられてる者の救出。
居場所がなければ、ここ帰らずの森、最奥で保護。
その中に折れない復讐心があれば鍛錬し、
構成員として育てましょう。」
「了解っス!虐げた奴らは
根絶やしにするッス!!」
「うん、だけど今は疲れた…休憩したい」
「ワンワン!」
飼い犬も疲れたと言ってる。
「あ、ごめんごめん
もちろん充分に休息をとってからよ!
これからもがんばってね!
ノーネーム、鬼人オニ
ノーネーム、エルフミミ
飼い犬様!」
「了解っス!」
「うん」
「ワンワン!」
オレはそんなことになっているとは、
全く知らず。
檜露天風呂、確か前、作ってたよな?
ヒノキの湯に入るか!
と呑気に考えていたのだった。
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