第139話
黒ずくめの侵入者二人斧使いと、
弓使いにやられた。
聖女、魔法少女、生徒会長、アメリカ少女だったが
学園長が最強の助っ人、
黒騎士を呼んで来たのだった。
本来なら学園最強であろう
生徒であるクロノを探して
いたが、今は行方知れず…
総理に救援要請したところ、
黒騎士殿がご在宅とのこと。
急いで黒騎士邸に向かいお願いし
連れて来たのだった。
黒騎士の中身はクロノ
せっかく厨二病メイドと
ゆっくり露天風呂に入ってたのに
玄関先で大声を叫び散らかす
老害じいさん…。
ワシは日本魔法探索者学園、学園長と名乗り
魔法少女のじいさん、なんだと。
知ってるよ!クロノのとき会ってるから、
このじいさん話が長いから全く聞かずに退室
した記憶がある…。
とりあえず急いで学園へ来てくれ、
お礼は何でもすると。
いきなり転移で連れてこられた…オレ。
みたことあるメンツ
聖女
魔法少女
アメリカ少女
生徒会長
学園長
知らない黒ずくめの人
斧使い
弓使い
とりあえず何も聞かされてないから
突っ立ってる…オレ。
模擬戦かな?
模擬戦好きな生徒会長がいるし…
黒騎士でも、クロノでも生徒会長とは
模擬戦したし…
違ってたら恥ずかしいが、とりあえず
「二人同時にどこからでもかかって来ていいぞ!
わたしは反撃しない!」
すでに聖女、魔法少女、生徒会長、アメリカ少女は
傷を負ってる。模擬戦後かな?
ならはやく終わらせてね。という意味を込めて
オレは言った。
「舐めプッスか?
後悔するッスよ?」
斧使い
「はやく終わらせよ」
弓使い
斧使いが斧を振りかぶりながら突進!
弓使いは牽制で矢を放ちながら、
不可視の矢を死角に打ち込んだ。
が、黒騎士ことオレは一歩も動かず
バスターソードを片手にガード。
それだけで牽制の矢は全て弾かれ
斧もついでに受け取められる。
だが不可視の矢がまだある!
と思ったら、空中をもう片方の手で
素早く頭の後ろを何かを掴む動作をした。
「返すぞ!」
と不可視の矢をこちらの足元に放り投げてきた…。
「や、ヤバくないっスか…」
一旦距離をとる斧使い。
「かなり…」
焦る侵入者二人
うん!模擬戦であってた!
良かった。
「本気でこい!」
次で終わらせてね。と言う意味を
込めていったオレ
「わかったっス!!」
身体強化系の魔法を更に
昇華させる斧使い
黒ずくめのローブ頭の部分から
なんと一本の角が突き出てきた。
両手持ちで斧を握る…。
弓使いは空に弓を構え
空中に矢を放つ
「散れ!サウザンドレイン!」
千の魔法矢が黒騎士に降り注ぐ。
微動だにしない黒騎士。
魔法の矢が全て命中し
砂埃りが舞う中、斧使いが斧を
砲丸投げのようにブンブン振り回す。
そして投擲!それが黒騎士にヒットした
瞬間追撃のように飛び蹴りで斧を押し込んだ
が…
バキッ!!!
「ぐあぁあぁあ!!!!い、痛いッスー!」
斧を押し込んだ足のほうが折れたみたいだ…。
うずくまる斧使い。
「はあはあ…」
魔力切れの弓使いも膝をついた。
ただ突っ立ってるだけの黒騎士ことオレ
もちろん全くの無傷だ。
「終わりか?」
「はぁはぁ…救難信号使ったっス!!」
ニヤリと笑う斧使い。
すると以前黒騎士邸に現れた
ドラゴンさえも退えさせた、
大型?な人ではない、四足歩行の
黒ずくめの三人目が来たのだった。
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m




