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復讐の転生者 ~仲間に殺された男は、かつての仲間の息子となり復讐を決意する~  作者: 白い彗星
第7章 人魔戦争

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【魔力系について】

ここいらで、魔力関係の事柄について改めて整理しておこうと思います!

覚えてるって方は飛ばして大丈夫です!



【魔力】

 魔力とは、大気中に存在している力。目には見えない力だが、一部の種族は感じることができる。

 また、体内に魔力を保有している種族もいる。しかしそれは、エルフ族、魔族のみ。



【魔法】

 体内の魔力を使い、発動させる力のこと。

 自身の体内の魔力に干渉するため、力の発動が早い。また、力のイメージもしやすい。

 しかし自身の力を使うため、集中力が必要。例えば怪我をしても軽いものなら治せるが、腕を切られるなど痛みに集中力を欠いては、発動することができない。

 そもそも、欠損した部位の血を止めることならともかく、無くしたものを生やすなどはよほどの魔力がないと無理である。



【魔術】

 大気中の魔力を使い、発動させる力のこと。

 これは体内に魔力を持っていない種族であっても、方法さえわかれば力を発動させることができる。昔人間族も魔術を使えていたのは、このためである。

 ただし、その方法は特殊であり、現在唯一方法が記されていた『魔導書』はヤークワードの手により葬られ、すでにこの世に無い。方法を知っているのは著者であるシン・セイメイのみ。

 また、大気中の魔力を使う場合、体内に保有する魔力の量よりも多くの魔力を使えるため、自身が使える魔法以上の力を使うことができる。

 例として欠損した部位を生やしたり、大規模な魔術を使うことができる。



【転生魔術】

 膨大な魔力を必要とする。卓越した技量を持っていないと使えない上、いかなる魔力保有者であっても個人の魔力では使うことのできない大魔術。

 大きく、2種類3パターンのものがある。

 ひとつ、己を転生させるか、他者を転生させるか。

 ひとつ、同じ世界に転生するか、異世界に転生するか。

 ひとつ、一個の命を新たに創造し転生するか、すでにある命を乗っ取り転生するか

 ここで言う異世界とは、実際に別の世界に行った者がいたとしてもそれを証明する術がないため、一説に過ぎない。


 ヤークワード・フォン・ライオスは『何者かの手により、己を同じ世界に、一個の命として』ライヤという人物から、新たに転生された。新たに一個の命を創造する行為は世界に『歪み』を発生させることになり、様々な異常な事態を引き起こす。

 主に『呪病』事件を発生させた魔族の出現、後述するセイメイの転生、それにより起こった『魔導書』事件、そして魔族襲来がある。


 シン・セイメイは『己自身で、同じ世界に、すでにある命を乗っ取り』転生した。どの時代に転生するかは時の運に任せていたが、ヤークワードが転生した『歪み』の影響でこの時代に引き寄せられた。その後、自身の身体を成長させ今の姿に至る。

 元々、遥か昔……魔族、命族、竜族、鬼族が存在していた時代に生きており、自身を何度も転生させることで今の時代にも出現した。転生魔術を発明したのはセイメイだが、その全容は本人にさえわかっていない。


 魔術の痕跡は体内に残るが、だからといって必ずしも転生者だとバレるわけではない。現在、ヤークワードが転生者だと知っているのは、当事者を除けばヤークワードの転生前ライヤを知っている、エーネだけである。



【魔力封じの結界】

 魔族によるゲルド王国襲来の際、魔族がエルフ族の魔力を封じるために作り上げた結界。この結界の中ではエルフ族は魔力を使えなくなり、また魔力量に応じて動きにも支障が出る。

 さらに同時期、エルフの森ルオールの森林にも同じ結界が張られ、魔族の襲撃を受けた。結果、森の大部分が消失、ほとんどのエルフ族が命を落とした。

 あくまでエルフ族の魔力を封じるため、大気中の魔力には作用しない。よって魔法は使えずとも魔術を使うことは可能である。しかし、体内の魔力に結果が影響し弱ったエルフ族では、魔術を使うことはできない。

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