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超人クラブ 先生のフィアンセ その30

「だいたいねぇ。まだるっこしいのよ」


ローテーブルの上に乗ったフルーツ盛りの皿から

パイナップルを取り口に放り込みながら美咲は言う。


「まだるっこしいって………」

「二人とも、キスもまだなんですよね?婚約してるのに変じゃありません」

「……どっ、どうしてそれを、しっ、知って……」

 

義之は顏を真っ赤にして、咳き込みながら聞き返した。

当然、顏が火照るのはカクテルのせいだけじゃない。


「だって、二か月前、婚約が決まった時、

 ひかりがものすごく真剣な顔して」

「はあっ……」


「キスってどうやってするのって聞いて来て」

「……」

言われた言葉に赤面する。


「義之さんに教えてもらえばって言ったんだけど」

「そうですか……」


「ひかり、遊んでるように見えて実はすごく古風な考えの持ち主だから、

 キスの経験すらないんです。言い寄る男性は全部ふってきたし、

 センセ、いっその事、一線こえちゃったらどうでしょう?」


「でっでっできませんよ。そんな事。第一、婚約破棄されて」


「お馬鹿さんねぇ。さっきのメール見たでしょ?ひかりは貴方が好きなのよ。

 ぐずぐずしてると他の人に取られますわよ。結構もてるんだから」


「一つ聞いていいですか。美咲さん」

 義之は真顔で美咲に質問した。


「なんでしょうか?」

 すっかり、元のホステスの顏になって美咲が聞き返した。


「キスってどうやってするんですか?」

真剣な義之の言葉に美咲は眼を丸くした。




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