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超人クラブ 先生のフィアンセ その23

次の週の土曜、めったに客人のこない菊留義之のアパートを

藤堂弘明と中川という弁護士が訪れていた。


恐らく詐称されたであろうアレンのデーターファイルと

パスポート、ビザ、衣類、教科書等、個人の私物を一緒に持参してきていた。

誠道会と話がつきアレンのホストファミリーが菊留義之に移譲された証だった。


「いいか。菊留、養子の件は自分で解決しようとするな。

 日本国際事業団に相談依頼しろ。素人が処理するのは絶対無理だから」


弁護士の中川が部屋を辞した後で藤堂はようやく口を開いた。


「わかった。藤堂、色々とありがとう」

「アパートに来るときすれ違った青年がそうか?」

「ええ」

アレンを部屋に連れてきた次の日から彼とは一緒に暮らしていた。

今日、アレンは買うものがあるからと近くの本屋に出向いた後だった。

その道行きですれ違ったらしい。


「吸っていいか?」

許可を貰って煙草に火をつける。

頷いた義之は食器戸棚から弘明のためにしまってあった

灰皿をだしてテーブルの上においた。

紫煙が煙草特有の匂いとともに部屋に拡散した。


「お前、ホントに難儀なやつだなぁ」

「どうゆう意味ですか。それ」

「自覚ないのか?」

「ありません」


だから、ほっとけない。

一服して藤堂はため息をつく。



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