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超人クラブ 先生のフィアンセ その18

「仕方ないですね。紅茶を入れてあげますから、

 落ち着いたら二人ともちゃんと部活に行って下さいね」


食器棚から茶器一式を取り出し、手際よくお茶を入れて

窓際にたって腕組みをしながら外を眺めていたアレンに声をかけた。


「アレン、紅茶を入れたので一緒に飲みましょう」


「はい。先生」

素直に席に着くアレン。

向かいの席に先生が座った。


「せんせえーっ、コンニャク者の椚木ひかりさんとは仲直りしたんですか?」

突然、仁が質問してきた。


「えっ?イヤ、まだです」

「えーっ、まだぁ?

 折角、アレンをつれて帰ってあげたのにあの後、

 ひかりさんに連絡しなかったんですか?」


恨めしそうに仁は言う。

先生が誰かに連絡を取りたがっていたのはわかっていた。

仁はその相手を婚約者のひかりだと思っていたのだ。


とんだ誤算だった。

先生にとっても、仁にとっても……。

お互いの思惑が見事にすれちがってしまった。


「えーっ、せんせい、婚約者いたんですかぁー」


驚愕する智花。その横でアレンは複雑そうな顔している。


「ええ。いたんです。昨日、解消されましたけど」

「ええーっ!」


昨日、一体何があったのか。智花のびっくり目玉を無視して

先生は紅茶を飲みながら事も無げにそう言った。


「君たちは、私の心配なんかしなくていいんですよ」

先生はコホンと咳払いすると

「自分のなすべきことをして下さい」と言って話を締めくくった。


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