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超人クラブ 先生のフィアンセ その7

仁は食事をして後かたずけをしている先生に声をかけた。


「じゃ、先生、俺、家に帰るわ。明日も学校あるし、それから」

アレンの腕に自分の腕を絡めて言う。

「アレン貰ってくから」

アレンが驚いた顔をして仁を見ている。


「えっ」

驚いたのは先生も同じだった。

「アレンは私の家に泊まればいいと」

「せんせ、やる事あるだろ」

「なぜ、そう思うんですか?」

「俺のサイドエフェクトがそう言ってる」

仁には予知の力はない。先生の心を読んだ。それだけだ。

それに一度はこの言葉を使ってみたかった。


「それに、ちょっとアレンと親睦深めたいと思って」

「へぇ~、解りました。くれぐれも気をつけて。仁君」

「先生、奴ら、うちに来る心配ないよね」

「脅しが効いていると思いますが、やばいと思ったらすぐ、こちらに来るんですよ」

「OK、じゃまた、明日」

仁とアレンの姿がかき消すようになくなった。


先生は食器類を手早く洗って、椅子の背もたれにあった手拭いで手を拭き

サイドテーブルの引き出しにあったケータイを取り出し電話をかけ始めた。

察しのいい生徒に感謝した。

これから先の話は、アレンに聞かせたくない。

そんな気持ちを汲み取って、仁はアレンを連れて行ったのだ。

都合のいい解釈をしてしまった先生は

この時の仁の気持ちなど知る由もなかった。


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