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超人クラブ アナザー その284

「キンコーン、キンコンキンコンキンコン」

突然、呼び鈴が連打された。

「誰かしら、なんなの? 何回もならして、非常識ねぇ」

ひかりは壁にかかった時計を見た。もう夜の10時過ぎだ。

こんな時間に来客とはよほどの事なのか。

「はーい。今あけます」


返事してソファから立ち上がり玄関の扉をあけた。

そこに、一ノ谷 正人が立っていた。


「菊留 義之! 裕也君が、葛城 裕也が開成南に転校してきたって本当か?」

大音声でのたまった正人は、もどかし気に靴を脱ぐと、ひかりのそばをすり抜け、ずかずかとリビングルームに入ってきた。


「メールで伝えた通りホントですよ……どうしたんですか。そんなに慌てて」

「住所、教えてくれ」

「住所……個人情報ですから、教えられません」

「頼む。義之、どうしても確かめたいことがある」

「は? だから、どうして」

「通達があった。退魔師協会から」

 義之の隣に座った正人は自分宛てに送られてきた封書を義之にみせた。


「通達?」

「陰陽師、湖北一ノ宮襲名披露宴のことだ」


葛城裕也は自分の事を湖北一ノ宮の当主だと名乗った。

「披露宴。そうですか。よかった。じゃあ、紛争は収まったんですね」

「違う。そうじゃない」

正人の言葉に義之は黙った。


「通達では湖北一ノ宮を襲名するのは裕也君じゃない。葛城 総一郎になっている」

 総一郎は前当主、葛城 左門の実子だ。


「じゃ、……裕也君は廃されたという事ですか?」


「……本人に直接聞きたい。たのむ、菊留、裕也君はあの日以来、事務所に来てないんだ」

「え……そうなんですか?」


「じゃ、裕也君は紛争のただ中にあるという事ですか?」

義之はアレンを見た。

アレンは眼を見開いていた。


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