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超人クラブ アナザー その263

「……青木、上田、佐竹。お前ら」


三人共同じゼミの仲間だ。

同学年で同じ経済学部の顔なじみだ。

だが彼らとは里で顔を合わせた覚えがない。記憶にないだけなのか。


「ああ、響はん。しらんのも無理ないわ。わてら、湖北やあらへんもん」

「……湖東か」

この三人は湖東一宮の陰陽師を守るためのボディガード。闇ガラスのメンバーらしい。

「そうや。湖北から闇ガラスに内紛を収める要請をうけてな」

内紛を収めるとは聞こえがいいが、首謀者を始末するのと同義だ。

……要請したのは葉月様か。

「わてらが動いとるいう訳や」

青木は小柄を片手で弄びながら言った。


「運がええよ。わてらに持たされてるのは刃のつぶした小柄や。

つぶしてなけりゃ致命傷。今頃意識もないやろなぁ」


訳のわからない話だ。内紛を起こしてるのは葉月様ではないのか。

裕也は亡くなった先代から次の当主になるよう指名されている。

お披露目こそ、していないものの次期当主は裕也だと通達はあったはずだ。

なのに湖東から命を狙われている。

葉月様が上手く丸め込んだという事なのか。


思考を巡らしていると、背中に寒気が走った。

だれだ。この視線、目の前に現れた三人とは違う。

底冷えのする目力。


後ずさりしたくなるような冷たさに鼓膜までぞくりと泡立つような。

三歩、後ろに下がってトンと壁が背にあたった。ソイツはゆっくり近づいてくる。

三人の後ろから現れたのは陰陽師の術を身に着けた忍び。


湖北の鵜黒衆一の念の使い手。小野田ヒロトだった。


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