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超人クラブ アナザー その259

「わかったら二度と葛城の話を聞きたいなんて言うな。不愉快だ」


葛城裕也は超能力者だ。

彼はあの遊園地で俺達を亜空間に引きずり込んで無理やり俺の超能力を引き出した。

それが出来るのは彼も同じ能力者だからだ。


そして裕也には野望があった。

部活の間、俺は裕也の隣にいて彼の心の中に秘めたその野望を読み取ってしまった。

あの時点で俺は。場合によっては彼の思惑にのっかってもいいと思ってしまったのだ。


裕也は自ら陰陽師の頂点に立ち、悪しき風習を失くそうと画策している。

俺を相方に指名したのはその前段階の下準備だ。


ならば一度、陰陽師の風習を悪と評する先輩も。

同じ気持ちを持つ葛城裕也の言葉を聞くべきではないのか。


「先輩、一度、彼と腹を割って話したいです。先輩も同席してください」

俺は角田先輩にそう申し出た。


「高森、本気で言ってるのか?」

角田先輩にガっと腕を掴まれた。

「本気です……痛いです。手、放して下さい」

俺は先輩の手を振り払った。


「君は陰陽師の事を良く知らないからそんな!」

「先輩、落ちついて下さいよ。俺には彼の気持ちがよくわかるんです」

先輩は眼を見開かせた。


「さっきもそう言ったな。それは彼の心を読んだという事か」

「……はい」


先輩はフンと横を向いた。

「……わかった。でも、今日はもう遅い。聞くなら明日だ」


そう言うと先輩は再び歩き始めた。


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