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超人クラブ アナザー その255

「あってるけど、その言い方は高森が傷つく」


なけなしのプライドはガラガラと音を立てて半壊した。

先輩、その言い方も俺は充分、傷つきます。


「大丈夫だよ。だって要は打たれ強いから。それにとってもかわいいし」

『なぜ、俺の性格を知ってる風に言えるのか謎だ。それから可愛いはよけいだ!』


ショタで中学生みたいな裕也にだけは言われたくない。

彼の方が俺よりずっと子供みたいなかわいい顔をしているのに。

俺が下をむいてわなわなと拳をふるわせていると裕也が続けた。


「僕にとって要は大切なバディだから傷ついて欲しくないんです」

「バディ扱いするな。高森はまだお前の相方になる事を承知してない」

「絶対そうなりますよ」


まただ、葛城裕也。その自信はどっから湧いてでるんだ。

俺は「なる」とはまだ一言も言ってないぞ。言いそうにはなったけど。

彼は予知能力でも持っているのか?


「根拠のない自信だな」

「仰る通り要はまだ僕の相方じゃない。でも、そんな事アイツらには通用しません」

裕也は冗談口調を改めた。


葉月様なら相方候補と分かった時点で高森要をつぶしにかかるだろう。

襲名披露を失敗させるのにはとても有効な手段だ。

甘かった。まさか、学校の中にまで侵入してくるとは。

眼を伏せた裕也の思考が読めた。


「葛城……葉月って誰だ?そいつがさっきの家鳴りの原因?」

声をかけた俺に裕也はギョッと目をむいた。

しばらくして彼はふふっと笑った。


「ふーん。やっぱりそうなんだ。要はぼくの思考が読めるんだね」

しまった。ばれた。うっかり、裕也の頭に浮かんだ名前を口にしてしまった。



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