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超人クラブ アナザー その231
うそだろ!昨日転校してきたってぇーっ!
「なんで……転校!」
「決まってる。要を追っかけてきたんだ。さっそく会えてよかったよ!」
「えっ、追っかけて?」
ふざけてる。
高校生が人の追っかけするために簡単に学校変えたりするかぁ?
無謀すぎるだろ。なんて、無茶苦茶な奴なんだ。
それに昨日転校してきたばかりの葛城裕也がなぜ、開成南の制服を着ているのか謎だ。
俺は大急ぎで注文した制服が間に合わず、私服のスーツを着ている。
「ああ、コレ?特注なんだ。特権使っちゃった」
俺の疑問に満ちた眼差しを察したらしい裕也は事もなげに説明した。
はいっ、特権?
「陰陽師って便利な職業で学校潜入とかも仕事にあるから、学生服は優先して作ってもらえるんだ」
「あ、特権?そうなんだ……」
しらけたジト目で裕也を見た。
この世界で陰陽師ってどれだけ優遇されてるんだ。
「要はなんで制服を着てないの?ここの生徒なんでしょう?」
微笑みながら無邪気に尋ねる彼に俺はむっとした。
決まってる。俺が特権を使える立場にないからだ。
「俺も今日、ここに転校してきたばかりなの」
「え?要は開成南の生徒じゃなかったの?てっきりここに通ってるんだとばかり思ってた」
さっきから馴れ馴れしい。なんで要なんだ。
むかむか度がマックスになった。




