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超人クラブ アナザー その184

高森要はゆっくりと佐藤仁の方を向いた。

瞳の奥に狂気がちらついているのが見て取れる。

破壊行動をとめるための説得は不可能だろう。


要とまともに視線が絡み合った。

仁は拳を握り顏の前でクロスして防御の姿勢をとった。


要の凝縮された気の塊をうけて吹っ飛ばされ、切り立つ岩壁に叩きつけられた。

派手にへこんで崩れ落ちた岩肌。

重力が少ないとは言え、やはり衝撃はあった。

背中を強く叩きつけられて一瞬息がつまった。


「佐藤君!」

心配して駆け寄ろうとした大山智花に彼は言った。

「智花!こっちに来るな!まだだ」


刹那、要は角田護にむけて衝撃波をはなった。

攻撃は瞬時に唱えられた泉加奈子の呪によって消滅した。

「界を隔てよ!結」


要は二人を取り囲む結界に新たな衝撃波を放った。

「キン」という金属音の後にピシッという亀裂が入り、結界がガラガラと崩れ落ちた。


敵も味方もない。

目に映るすべてのモノに要は攻撃をしかけていく。


「高森君、怖い。別人みたい」

泉加奈子のつぶやきすら理解できぬまま要はその場から瞬間移動した。


「よく言う!あの嘘つきめ、何が隠してる力はありませんだ!」

ありまくりじゃないか。

佐藤仁は口の中にたまった血を吐き出し毒づくと瞬間移動ですぐに要の跡を追った。


解せない。

高森要とケータイで話をしたとき、嘘をついているそぶりはなかった。

彼は自分が持ってる能力に気がついてないだけなのか。



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