表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
336/483

超人クラブ アナザー その157

俺は炎を出現させたまま、まだ床に座り込んだでいる匠の方を振り返った。


匠は先輩に暴力を振るわない事を約束したが、

夢見さんの言葉だけじゃ不安だったので決定打になるものが欲しかった。

そしてそれはいとも簡単に叶ったのだ。


俺は半眼のまま匠を睨みつけて脅しの言葉を口にした。


「匠さん。俺はこんな事も出来るんです。今度、先輩を殴ったら容赦しませんよ。

貴方の背中に醜いケロイドをつけて差し上げます」


これ見よがしに匠の目の前に炎を差し出した。

ゆらりとゆれる焔にあわてて匠は顏をそむけた。


「わ、わかった。許してくれ。もう二度と護に手をあげる事はしない」

「誓って、本当ですよね」


俺は炎を伴ったままさらにズイッと間合いを詰め念をおした。

匠はギョッとした顔で俺の顏を見上げた。



「本当だ。信じてくれ」


それだけ言うと匠はあわてふためく様に弓道場から出て行った。

俺はぱちんと指を鳴らして炎を消しため息を吐いた。

実の所はったりに次ぐはったりをかまして俺の方が緊張していた。

次もまた能力が発動するとは限らない。

やっと緊張をといて、うつむいて座ったままの先輩の方へ顔を向けた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ