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超人クラブ アナザー その81

「‥‥‥おい、高森、目ぇさめてんだろ。寝たふりするなよ」


いきなり佐藤先輩は狸寝入りをしている俺に声をかけてきた。


ギョッとした。そーだった。

こっちの佐藤先輩は眼鏡ナシの人の思考を読む人だった。

うっすら目を開けると佐藤先輩が俺の顏を覗き込んでいた。

うわっ、先輩、顏近い、近いんですけど。


「何っ、いったいいつから」

「怒るなよ。角田、高森はやっと今日「自分の世界」から帰ってきたんだ」

「自分の世界から帰ってきた?」

「そう、そう」


その通りです。

だから怒らないでください。


「意識がもどってよかった。高森、気分はどうだ?」

佐藤先輩が俺に尋ねた。


「はい。大丈夫です」

「うんうん、そうだろうな。怪我はあらかた、先生とアレンが治癒させたし」

「アレンってさっき部屋にいた外人さんですよね?」

「そう。クラブのメンバーじゃないけど、アレンは先生の義理の息子サンだよ」

「……その人も能力者なんですか?」

「うん」


「高森、すまなかった。

 僕が多岐にけりを入れなければ君が刺される事はなかったかもしれない」

角田先輩は目線を床に落として沈んだ声で言った。

「反省してる」

言いながらも俺と目を合わせようとしない。


「先輩、悪いと思ってるなら、まともに俺の眼を見て話して下さいよ」

言われておずおずと顏をあげ、大人の顔色伺う小さな子供みたいに先輩は……。


「そんなおびえなくても」

「怯えてなんかいない」

「怯えてるワケじゃない。角田は人との接し方がわからないだけなんだ」

佐藤先輩が補足説明を加えた。


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