『キリン剣士の仲間その2。コウモリ忍者の若頭』へんぷく丸

【名前】へんぷく丸

【所属】現地人

【種族】異世界転移者/地球人/日本人

【年齢】満19歳(※数え年)

【職業】忍者一族『蝙蝠衆』の若頭兼怪傑キリン剣士の仲間

【性別】男

【外見】

目元にコウモリを模した仮面を装着し、青みがかった黒い忍び装束を身に纏った黒髪黒目の凛々しい青年。

非戦闘時は『旅の武芸者』(着物、三度笠、腰に刀という和装)に扮している。

【趣味】鍛練、コウモリ達と戯れる事

【好きなもの】蝙蝠衆の一族郎党、一族の繁栄、撫子と降魔之助

【嫌いなもの】魔神一族を初めとする世を乱す『もののけ』共、数百年後の忍び達(=雷火やルーシー)の実力

【性格】

戦国乱世を生きる忍びとして、敵対者を容赦なく切り捨てる『冷酷さ』と一族の繁栄と幸福を願う『思いやり』を併せ持っている青年。

イメージCV・福山潤

一人称・『俺』(普段)または『某(それがし)』(身分の高い人と話す時)

二人称・『お前、あんた、貴様、貴殿』

【能力】

『忍者』

幼い頃からの厳しい修行の末に会得した超人的な身体能力と技能の数々。

忍者一族の跡取りとして幼い頃から修行に明け暮れてきたため、その身体能力はアルカディア大陸の亜人種にも匹敵する。

ありとあらゆる忍術を習得した『天才忍者』であり、手裏剣や苦無を手足のように操る他、コウモリにしか聞こえない特殊な音色(=超音波)を奏でる笛を使って数百を超える無数のコウモリを手足のように操る『蝙蝠忍法』を得意としている。

『忍刀蚊食鳥(かくいどり)』

主要武器である忍者刀。

鞘及び鍔にコウモリの意匠が刻まれている。

【詳細】

かつて『戦国時代の日本』において、『正義』の勇者の一人・刈安　撫子/怪傑キリン剣士、『知恵』の勇者の一人・田外　降魔之助と共に魔王サタンデウス率いる『魔神一族』と戦った仲間の一人。

厳密に言えば『アルカディア大陸の住民』では無いのだが、かといって『勇者』や『魔王』でもない為、便宜的に『現地人』として紹介させていただく。

飛騨(※現在の岐阜県北部)の山中を拠点とする忍者一族『蝙蝠衆(コウモリしゅう)』の若頭で、当時『日ノ本一の忍び』と呼ばれていた天才忍者。

魔神一族の闇魔人によって生まれ育った蝙蝠衆の里を焼かれ、復讐の為に旅をしていた際に撫子と降魔之助+上杉愛の3人と出会い、『共に魔神一族を敵とする者同士』という事で仲間となった。

自身より年下である撫子と降魔之助の事を実の妹弟のように思い、二人の良い兄貴分となっていた。

撫子と降魔之助が『勇者』としてアルカディア大陸に召喚されると、撫子に与えられた『勇者の加護』・『集え、(サモン・)正義の為に(ジャスティス・)戦った同胞達よ(バディーズ)』によってアルカディア大陸に召喚された。

本音を言えば、『壊滅した蝙蝠衆の里の再興』の方が気がかりであり、『縁も所縁もない異界の住民』がどうなろうと興味は無いのだが、共に戦った撫子や降魔之助からの頼みごとという事もあり、一応は『魔王』の配下や軍勢と戦っている。

【備考】

本来の正史においては、

『魔神一族を倒した後は故郷の飛騨に帰って一族を再興させ、かの天下人・豊臣一族に支えた』

と伝えられているが………それはまた別の話。

普段は仮面で隠している素顔は、21世紀ならば『アイドル』として食っていけそうなレベルの超イケメン。

彼から見て『数百年後の未来の忍び』に当たる『節制』の勇者・鳴神　雷火/装甲忍者テンライやルーシー・スミレ・服部/クノイチに対して

『自分よりも遥かに弱く、未熟な腕しかない』

『数百年も経つと、忍びの実力はここまで落ちるのか』

と、(彼女達が彼よりも若く未熟であるという事を差し引いても)『自分よりも遥かに忍者としての力や術の腕前が劣っている』事に憤慨しており、隙を見つけては雷火とルーシーに(半ば無理矢理)鍛練を付けている(『忍者全盛期とされる戦国時代当時を生きた忍者に鍛練を付けてもらえる』というシチュエーションにルーシーは喜んでいるが、『忍者としての自分』が好きではない雷火は露骨に嫌がっている)。

自分と同じくコウモリをモチーフにした仮面を装着している『節制』の勇者の一人・怪盗ダークバットを『………もしや、蝙蝠衆の末裔か？』と疑っている（※なお、ダークバット本人は『んな訳ねぇーだろ』と否定している）。