表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
550/554

『赤ん坊のフリをした小人の殺人鬼。ヴィランネーム:マッドベイビー』ブラッド・ライアン

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】ブラッド・ライアン

【所属】現地人

【種族】小人族

【年齢】36

【職業】連続殺人鬼/『アルカディア・ダークスペクターズ』メンバー

【性別】男

【外見】

オムツを履いた生後10ヶ月程度の赤ん坊そのもの。

右目が大きく、左目が小さい。

基本的にいつも乳母車に乗っている。

【趣味】殺人、赤ん坊のフリ、新聞を読みながら葉巻を吸う事

【好きなもの】殺人、葉巻、新聞、赤ん坊に優しい『おめでたい頭』をした者

【嫌いなもの】自分より体がデカイ奴/種族、獲物の無駄な抵抗

【性格】

『可愛らしい赤ん坊』にしか見えない自身の容姿を利用して他者を油断させ、不意打ちで殺害する事が生き甲斐のシリアルキラー。

見た目は赤ん坊だが、知性と精神は年齢相応の成人男性であり、赤ん坊のフリをしていない時は野太い声で普通に喋れる。

愛煙家で、よく葉巻タバコを吸っている。

一人称・『俺』

二人称・『お前、あんた』

イメージCV・辻親八(素の時)/村川梨衣(演技時)

【能力】

『小人族』

亜人種としての種族的特性。

大人でも人間の成人男性の膝までの身長しかない小柄な体躯を持ち、体が小さい分『身のこなし』がネコ系獣人に勝るとも劣らないレベルで素早く、一度見聞きしたり触れたりした道具やからくり細工等を意図も容易く再現できてしまう程に『手先』が器用。

また、体が小さいので人間の大人では入れないような小さく狭い空間にも楽々と侵入可能。

彼はその中でも特に小柄かつ若作りな容姿をしており、事情を知らない者には服装と併せて『人間の赤ん坊』にしか見えない。

その一方で、腕力・スタミナ・スピード・知性等は『実年齢相応の成人男性』であり、不意打ちならばベテランの冒険者や王立騎士団員すら殺傷可能。


『赤ん坊の演技』

外見相応の『赤ん坊』に成り済ます為の演技力。

その演技力はまさにアカデミー賞レベルであり、振る舞いや声色等も本物の赤ん坊と見分けがつかないため、彼が本当は成人だと気づく者はほぼ存在しない。


『ナイフ』

オムツの中に隠し持っている愛用武器。

折り畳み式のいわゆる『ジャックナイフ』で、特に『名工の作』という訳ではないが、これまで数百人近くの人間/亜人種を血祭りに上げてきたある意味『魔剣』に近い一品。


【詳細】

強欲の魔王(グリード)』の一人・築城院 誠がアルカディア大陸で結成したスーパーヴィラン軍団(自称)『アルカディア・ダークスペクターズ』のメンバー。

小人族としての『小柄な体躯』や『他者から実年齢不相応に若く見える容姿』を利用して、人間の赤ん坊に成り済まして連続殺人を繰り返してきたシリアルキラー。

『幼少期のトラウマ』だとか『家庭環境』だとかは一切関係無く、『生まれつき生き物を殺害する事が大好きだから殺人を繰り返してきた』という、生粋のサイコパス。

その経歴や実力等を買われて誠にスカウトされて配下となり、『マッドベイビー』のヴィランネームを与えられた。

基本的には『赤ん坊のフリをして不意打ち』が得意な為、『正面切っての戦い』は苦手。しかし、『赤ん坊のフリ』をして敵陣や難民キャンプ等に潜り込めば、『スパイ活動』や『破壊工作』等を容易く実行できるという強みがある。

元々が好き勝手に殺人を繰り返してきた殺人鬼なので『魔王の手下』として行動する事に不満は無いのだが、ヴィランネームに関しては『もう少し何とかならなかったのか?』と感じている。

【備考】

外見だけで彼の正体を見破る事はほぼ不可能、だが……『愛煙家』で『日常的に葉巻を吸っている』為、嗅覚の鋭い者ならば『赤ん坊ではあり得ないレベルで体や口に染み着いている濃いタバコの臭い』に違和感を抱いて見破る事が可能。



感想よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ