『魔王に生み出され、勇者の仲間となった人造人間』キリングコロッサス

【名前】キリングコロッサス

【所属】現地人

【種族】人造人間

【年齢】約1歳

【職業】アリシア・T・ラオンハウの仲間

【性別】男

【外見】

ボロボロの衣服を着用し、顔には般若のような面を装着、全身がツギハギの傷だらけな身長2m近い大男。

自身の身の丈と同じ大きさがある巨大な鉈を装備。

【趣味】徘徊、殺人(今はやっていない)

【好きなもの】殺人、アリシアとゴードン、アリシアと同い年くらいの幼児、竜也達仲間

【嫌いなもの】殺人、他者を傷つける事、アリシアを『イジメる』相手、自分の過去の行い

【性格】

自分以外の人型生物を殺傷する事が好きだが、その精神は生まれたての赤ん坊のように純粋であり、元々は自分の行いが『悪』であるという自覚は一切無かった。

基本的に常に無言で一言も発する事は無く、他者に不気味な印象を与えるが、全く話せない訳ではない。

自分にとって『初めての友達』であるアリシア・T・ラオンハウとゴードンの事を大切に思っており、アリシアと同い年くらいの子供にはとても優しく友好的に接する。

顔に装着している般若のような面はお気に入りの品らしく、どんな時も決して外そうとしない。

イメージCV・銀河万丈

一人称・『おで』

【能力】

『人造人間』

1000tの物体を軽々と持ち上げられる怪力を持ち、ミサイルが直撃しても致命傷にならず、『疲れ』も『痛み』も感じない不死身の体の持ち主。

見かけによらずその動きは身軽かつ俊敏で、音も無く他人の背後に回り込む事ができる。

『鉈』

主要武器。

彼の身の丈とほぼ同じ大きさがある巨大な鉈。

その大きさと彼自身の怪力が組み合わさる事で、竜(ドラゴン)の鱗や体すらも切断してしまう。

【詳細】

『強欲の魔王(グリード)』の一人・ナサニエル・テスラが、自身の有する『68世紀のテクノロジー』と、アルカディア大陸在来の魔術や錬金術等を組み合わせて作り出した人造人間。

かの『フランケンシュタインの怪物』よろしく、5人分の人間の死体を材料に繋ぎ合わせて生み出され、そのまま最低限の知識等を植え付けられた状態で大陸へと放たれた。

深層心理への刷り込みにより『他者を殺傷する事』に対して無類の喜びを感じ、本能のおもむくままに出会った現地人達を次々と血祭りに上げていった。

そんなある日、この世界に召喚されたばかりの『博愛』の勇者の一人・アリシア・T・ラオンハウと遭遇。いつものように襲いかかった……が、アリシアの加護によって自我を与えられたコアラのぬいぐるみ・ゴードンによって返り討ちにされてしまったのだ。

そのままゴードンに拘束された状態でアリシアから『おせっきょう』を受けると、自分が今までやって来た行為が『悪い事』だったと初めて知る事ができた。そして、『悪い事をしたらどうしたら良いか』をアリシアに聞くと………

『簡単だよ。『ごめんなさい』ってあやまって、もうその『悪い事』をしなければ良いんだよ』

と返答され、それまで行ってきた『悪い事』を償う為、アルカディア大陸におけるアリシアの最初の仲間となったのだ。

外見上は成人男性だが、実年齢&精神年齢は幼児同然なため、アリシアの事を『姉』、ゴードンの事を『兄』のように慕っており、アリシアからも『ゴードン以外で初めてできた友達』として『コロちゃん』(『キリングコロッサス』だから『コロちゃん』)という愛称で呼ばれている。

アリシアが『希望』の勇者・坂本　竜也のパーティに参加後はその戦闘力やタフネスを活かして『戦闘時の前衛』を担当している。

『無口』を通り越して終始『無言』の為、当初は竜也達からも不気味がられていたが、現在では平常時に竜也や小次郎らと腕相撲をしたり、キューカッパーのキューちゃんや望月　星夜達と相撲遊びをしたり、オガリ・カプゥとかけっこ競争したり……と仲間として受け入れられている。

また、竜也のパーティの女性陣が着替えや入浴や水浴びをする際には『見張り役』を任されている。

【備考】

見た目は某ホラー映画に出てくる『ホッケーマスクの殺人鬼』を思わせる不気味な大男ながら、精神年齢は幼児同然であり、下手をすると『勇者』達以上にこの世界の常識に疎い………というか、全く知らない。