『ある時は弁当屋の店員、またある時は巷で話題の女怪盗、その実態は………妹思いなネコ獣人のお姉さん』エルザ/怪盗ケットシー

【名前】エルザ/怪盗ケットシー

【所属】現地人

【種族】ネコ獣人

【年齢】23

【職業】弁当屋の店員(昼間)/盗賊(夜)

【性別】女

【外見】

雪のような純白の髪をショートヘアに切り揃え、白毛の猫耳と尻尾、青い瞳を持つ女性。

昼間はオレンジ色のワンピース+頭巾とエプロンを着用して弁当屋で働き、夜になるとピッチリとした黒い革繋ぎに仮面を身に付けた『怪盗』になる。

胸のサイズは大中小で言えば『中』

【趣味】自宅でのささやかな酒盛り

【好きなもの】妹、魚料理、マタタビ、エール酒

【嫌いなもの】偉そうにしている貴族や役人、『魔王』

【性格】

基本的にいつも優しげな微笑みを浮かべ、幼い子供相手にも丁寧語を使用するおしとやかな女性………というのは『猫かぶり』であり、実際は利用できるものは何でも使うかなりの腹黒。

唯一の家族である妹の事を第一に考えているが、なんだかんだで目の前で困っている相手を見過ごせないお人好しな面もある。

一人称・『私』

二人称・『君、あなた、あんた』

イメージCV・今野宏美

【能力】

『ネコ獣人』

ネコの特性を持つ獣人としての能力。

夜目が効き、音も無く素早く走り回り、嗅覚と聴覚が鋭敏で、新体操選手以上に柔軟な体を持つ。

マタタビの臭いを嗅ぐと酩酊状態になってしまい、魚肉やカツオブシを好む。

また『猫は9つの命を持つ』為、致命的な重傷を負っても『8回』までならほぼ一瞬で自動的に回復/再生する。

『盗賊』

怪盗として必要な『変装』『縄脱け』『金庫破り』等の技術。

自身の爪を使えば、大抵の錠前は簡単に開けられる。

『短剣』

怪盗時の主要武器。

基本的には脅しや追い詰められた場合に使用する。

『カード』

犯行現場に残していく『礼服を着た猫』のイラストが描かれたカード。

手裏剣のような『投擲武器』として使用する事も可能。

【詳細】

アヴァロン王国南西部の海沿いの街・アギレオンに住む、弁当屋で働きながら慎ましく暮らすネコ獣人の女性………とは、世を忍ぶ仮の姿。

その裏では王国各地の貴族や商人をターゲットにして、美術品や希少な魔導具(マジック・アイテム)等を盗む盗賊『怪盗ケットシー』として暗躍している。

体が弱い妹との二人暮らしで、怪盗活動は妹の薬代や治療費を賄う為に行っている。

アヴァロン王国を初め、近隣諸国ではかなりの知名度を持ち、貴族や悪徳商人ばかりをターゲットにしている為に一部の平民達からは『義賊』と持て囃されているが、本人にとって盗みは『妹の為のやむ無き副業』の一環に過ぎない。

早くに両親を亡くし、妹と二人きりで生きてきた為、妹の事を何よりも大切に思っている。

『魔王』による『異変』発生後は『魔王の持つ異界の道具』等も狙うようになったが、いかに百戦錬磨の盗賊とは言え、伝説に語られる『魔王』を相手にして盗みを働くのは簡単な事ではなく、死にかけた事も一度や二度ではない回数を経験してしまった。

そんなある日、『節制』の勇者としてこの世界に召喚された怪盗ダークバット&ダークメイドと遭遇し、異世界における『同業者』と見込まれ『同盟』を持ち掛けられる。

悩んだ末に

『妹と自分の身の安全の保証』

『妹を定期的に勇者の加護や道具で治療する』

という条件の下、ダークバット達との同盟を結んだ。

以後は『勇者』達に協力し、昼間は『博愛』の勇者の一人・井上ミツ子と共に難民キャンプや避難所の炊き出しに参加し、夜になると怪盗ケットシーの姿で怪盗ダークバット&ダークメイドと共に『魔王』の要塞や城から食料や医療品等を盗み出しては人々に配布するロビン・フッド的活動を行っている。

【備考】

彼女の妹は姉が盗賊を行っている事を知らないが、『弁当屋以外の副業をしている事』には薄々感づいている他、急に『異界の勇者』達に協力し始めた事をいぶかしんでいる。