『魔王に隷属されし黄河の神の化身龍』カハク

【名前】カハク

【所属】現地人

【種族】中国妖怪/龍/神の化身

【年齢】数千万歳

【職業】フアンディーの配下

【性別】？

【外見】

『水色に輝く鱗』『黒い鬣』『紫色の鹿のような角』を備えた直立二足歩行を行う東洋風の龍。

身長98m・体重7800t。

【趣味】川魚達と戯れる事

【好きなもの】黄河、黄河とその近隣地域に住む生き物達、始皇帝

【嫌いなもの】無益な争い、殺戮、魔王に操られている今の自分、フアンディー

【性格】

本来は無益な争いと殺戮を嫌う穏やかな気性の持ち主なのだが、現在はフアンディーの権能によって無理矢理隷属状態にされている。

普段は鳴き声しか上げないが、実際は人間の言葉を流暢に喋れる。

鳴き声・『カシャアアア！』

一人称・『我』

イメージCV・大友龍三郎

【能力】

『水龍』

中国発祥の陰陽五行説における『水』の属性を備えており、

・口から吐く『高圧縮した水の息(ブレス)』

・自由自在に自身の肉体を『液体化』

・両目から放つ『絶対零度の冷凍光線』

………等々の強力な能力を有している。

【詳細】

『傲慢の魔王(プライド)』の一人・フアンディーの権能『妖魔招来』によって召喚された中国妖怪の一匹であり、中国神話に伝わる同名の『黄河の神』の化身に当たる水の龍。

なので、厳密に言えば『アルカディア大陸の住民』ではないのだが、かといって『勇者』や『魔王』でもないので便宜上『現地人』として紹介する。

元々はアースM(モンスター)世界の出身で、中国・青海省のヤッラダッセ山で長い間休眠状態にあったところをフアンディーによってアルカディア大陸に召喚された。

召喚されて以降はフアンディーの命ずるままにアルカディア大陸各地での破壊活動に従事し、人間も亜人種も関係無く大陸に住む人々を現在進行形で虫けらのように蹂躙し続けている………が、彼自身は本来『無益な争い』と『殺戮』を嫌う穏やかな気性の持ち主であり、本来は縁もゆかりも恨みすらも無い『異界の住民達』を大量に殺傷している事に心を痛めている。

しかし、権能の力によって召喚者であるフアンディーの命令に逆らう事ができず、自身の意思を無視して殺戮を行わされている状態にある。

そのため現在では、『魔王の敵とされる『異界の勇者』に自身を倒して欲しい』………とすら思っている。

【備考】

龍=竜(ドラゴン)ではあるが、シグルズを初めとする『アルカディア大陸在来の竜(ドラゴン)』やニーズホッグを筆頭とする『宇宙ドラゴン怪獣』とは『生態』も『祖先』も『進化してきた環境』も全く異なる生物………というより、むしろ『精霊』に近い存在。

実はその昔、中国を初めて統一した秦の始皇帝によって飼い慣らされ、使役されていた経験がある。しかし、その『始皇帝の末裔』を名乗るフアンディーの事は嫌っており、そもそも本当に『始皇帝の末裔』なのかも疑っている。