『人呼んで、コヨーテ・ザ・モンスターハンター』ヴァン・クレイブン
【基本設定】
ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。
遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。
そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。
異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。
※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。
・『現地人』
異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。
『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。
【名前】ヴァン・クレイブン
【所属】現地人
【種族】コヨーテ獣人
【年齢】35
【職業】モンスターハンター
【性別】男
【外見】
コヨーテをそのまま人型にしたような獣人。
無駄な贅肉が一切無い、アスリート選手のように引き締まった細マッチョ体型の威丈夫で、マンティコアの皮を鞣した特製ベストとズボンを着用。
【趣味】狩りの下調べ、魔物の肉を食う事、喫煙
【好きなもの】モンスター狩り、命懸けの狩りで生き残る事、肉類、金、葉巻
【嫌いなもの】ちっちゃくて弱くて狩っても一文にもならない雑魚モンスター、報酬を渋る客、『誇り』と『矜持』
【性格】
魔物との命懸けの狩りを『生き甲斐』兼『楽しみ』にしている生粋のハンター。
報酬さえもらえるならどんな魔物でも獲物にするが、狩りの報酬の支払いを渋るような相手は逆に獲物にしてしまう。
一方で『誇り』や『矜持』といった物を『煮ても焼いても食えない無駄な物』と忌み嫌っており、『狩りにおいて一番重要なのは生き残り、食らう事。どんな手段を使おうとも、最後まで生き残れた奴だけが偉い』と信じている。
愛煙家であり、アルカディア大陸では珍しい『葉巻タバコ』を愛好している。
一人称・『俺』
イメージCV・大塚明夫
【能力】
『モンスターハンター』
長年に渡って培い、鍛えてきた狩人としての経験と実力。
『獣道の見つけ方』
『糞の内容から排泄した相手の推測』
『罠の仕掛け方』
『風下での適切な隠れ方』
『狩り取った獲物の解体や素材の剥ぎ取り方法』
等々………。
『機械式弓』
愛用武器の一つ。
グリフォンの頭骨や背骨、翼の羽等を材料に製作された特大サイズの機械式弓。
竜の牙を加工した特製の矢を発射する為、当たり処によっては一撃で竜を倒せる威力を持つ。
『手斧』
愛用武器の一つ。
フェンリル狼の牙と肋骨を材料に作られた片手持ちサイズの手斧で、竜の鱗や頭蓋骨も切断する程の切れ味を持つ。
常に5~6個程携帯しており、必要な場合は投擲武器としても使用可能。
『鞭』
愛用武器の一つ。
マンティコアのサソリのような尾を加工した鞭。
死してなお毒が残っており、攻撃した相手をじわじわと弱らせる効果がある。
『ベスト』
上半身に地肌から着用している袖無しベスト。
サソリのような尾とコウモリのような翼を持つ人面獅子『マンティコア』の鞣し革で作られており、地球製のライフル弾が直撃しても穴一つ開かない防御力を持つ。
【詳細】
中型~大型のモンスターを専門に狩るハンター業を営んでいるコヨーテ獣人の男性。
捕獲or討伐した魔物は『ペット』や『剥製』、『毛皮用品』や『食肉』として王侯貴族やマニアックな好事家等に高値で販売して収入を得ており、売れ残りや価値が低い傷物は『自身の食料』か『武器の素材』等に活用して生活している。
アルカディア大陸の同業他者の中でも抜群の腕を持ち、その筋からは『コヨーテ・ザ・モンスターハンター』の異名で知られている。
その腕前を聞きつけた『強欲の魔王』の一人・ナサニエル・テスラから直々に雇われ、現在はナサニエルが実験体代わりに使用する魔物や亜人種を捕獲しては、報酬に巾着袋いっぱいに詰め込まれた大粒のダイヤモンドを受け取る………という日々を過ごしている。
また、『勇者』やその仲間としてこの世界に召喚された天空の怪獣女神 ファルラ、朝鮮守護獣 ヘテラ、シリウス(『正義』の勇者・真冬 猛/マイティスミロドンマンのペット)、デウスドラグーン以下『博愛』の勇者・バタールが召喚する惑星Dの怪獣達といった『異界の巨大な魔物達』を『自分の狩人人生の中で最高・最優の獲物』と考え、自らの手で捕獲or討伐したいと考えている他、大帝ユミル、ニーズホッグ、ライコウといった『魔王』達すらも隙あらば獲物として狙っている。
【備考】
彼がナサニエルから『モンスター狩りの報酬』として受け取っている大粒のダイヤモンドは、実はナサニエルが保有する『68世紀のテクノロジー』によって作られた合成ダイヤ。
大きさ・形状も自由に調整できて大量生産可能な代物であり、はっきり言えば『安物』。
しかし、『魔法を使わずに宝石を作り出す』なんて発想が存在しないアルカディア大陸の住民達にとっては天然ダイヤと合成ダイヤの区別は不可能なので、一粒だけでも100万ソルディとの換金が可能。
※ソルディ:アルカディア大陸で広く流通している通貨及び通貨単位。地球のお金に直すと、1ソルディ=20円くらいの価値になる
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