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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
515/554

『異世界転移系アメリカン忍者』ルーシー・スミレ・服部/クノイチ

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】ルーシー・スミレ・服部/クノイチ

【所属】現地人

【種族】異世界転移者/地球人/日系アメリカ人

【年齢】17

【職業】高校生兼忍者

【性別】女

【外見】

黒いロングヘアにブレザーの学生服姿の少女。

いつも亀の『レオナルド』と一緒にいる。

『クノイチ』として行動する際は、黒い忍び装束とマフラーを着用して背中に『忍刀アラムシャ』を背負い、口元をマスクで隠して、髪はポニーテールにする。

胸のサイズは大中小でいえば『中』。

【趣味】鍛練、レオナルドと日向ぼっこする事

【好きなもの】今は亡き家族、レオナルド、忍者修行、ハンバーガー

【嫌いなもの】オロチの忍者、誇りも仁義も持たない者、『忍者』を勘違いしている人

【性格】

様々な武術と忍術をマスターしている『忍者』ながら、本質的にはまだ17歳の少女に過ぎない為、敵対者に対して非情に成りきれない『甘さ』と『青臭さ』を持つ。

また、『ナ○ト』や『ニンジャス○イ○ー』等の創作作品に影響されて、忍者の事を『魔法のような技を使う超人的存在』だと勘違いしている人が苦手。

一人称・『私』

イメージCV・斎藤千和

【能力】

『忍者』

忍者一族の跡取りとして幼い頃から修行に明け暮れてきたため、運動神経と体力はオリンピック選手レベル。

達人クラスの忍術の使い手であり、手裏剣や苦無を手足のように操れる。

ただし、アルカディア大陸の忍者のような『ファンタジーの産物的な忍術』は使用不可能。


忍刀(にんとう)アラムシャ』

服部家に伝わる初代・服部半蔵が使ったとされる刀。

鋼鉄も紙切れのように一刀両断する程の切れ味を持ち、元の世界からの彼女の主要武器。


『マルチリンガル』

日系アメリカ人なので、英語と日本語がネイティブレベルで喋れる。

また、祖父や両親の教育によりフランス語とドイツ語とロシア語と中国語もペラペラ喋れる。

更に、2~3年近くアルカディア大陸で生活した結果、現地のエルフ語やドワーフ語、ゴブリン語等も習得した。


『レオナルド』

ペットの亀。

種類は俗に『ミドリガメ』とも呼ばれている『ミシシッピアカミミガメ』。

いつも行動を共にしており、『自分の下に残された最後の家族』『私の弟』と称している。

名前は彼女が幼少期に見ていたテレビアニメに出てくる『ミュータントの亀忍者』が由来。

『忍者のペット』なので、その辺の亀に比べて『身体能力』『すばやさ』『知能』等が人間並みに高い。


【詳細】

アースH(ヒーロー)世界のアメリカ合衆国・サンフランシスコ在住の日系アメリカ人4世の少女。

彼女の家は日本における忍者の名門中の名門『服部一族』の分家筋に当たり、サンフランシスコの日本人街で忍術道場を営んでいた………が、ある時敵対する忍者集団『オロチ』に家族を皆殺しにされ、彼女自身もオロチの下忍達にレイプされてしまったのだ。

それ以来、家族の復讐のために服部一族に伝わる『忍刀アラムシャ』を手にオロチ及びその傘下にあるギャングやマフィアとの戦いを開始。

いつしかサンフランシスコの人々から『クノイチ』と呼ばれてヒーロー視されるようになっていった。

ちょうど2~3年ほど前、オロチと国際テロ組織『クラーケン』から秘密兵器の極秘売買を行う現場に乱入した際、乱闘の末に件の秘密兵器が暴走し、ブラックホールのような物を形成。その場にいたオロチやクラーケンのメンバー&ペットのレオナルドと共にブラックホールのような物に吸い込まれ………気がつくと、アルカディア大陸に転移していたのだ。

『剣と魔法が主役のファンタジー世界に転移してしまう』という日本のアニメのような状況に面食らうも、自分と同じくこの世界に転移したであろう『オロチの忍者達』を探しながらレオナルドと共に当てもない旅を開始。

その途上でアルカディア大陸東端の『葦原皇国』に流れつき、同地における最高位の忍者マスター『ヌンジャ』であるヨシオ・ハシモトに拾われ、ヨシオの世話になりながら『オロチの忍者』と『元の世界に帰る方法』を探す日々を過ごしていった。

そんなある日、『魔王』出現による『異変』が発生。

葦原の皇子を守るヨシオとは別行動をとり、反『魔王』のレジスタンスと協力して『魔王』とその軍勢と戦っており、現在は自分と同じ世界出身の『忍者』である『節制』の勇者・鳴神 雷火/装甲忍者テンライが所属している『信仰』の勇者・スサノオが率いるパーティと共闘している。

【備考】

実は彼女と鳴神 雷火/装甲忍者テンライは幼少期に一族の新年パーティーで知り合って以来、お互いを『ライライ』『ルーチン』と呼びあっている友人同士で、雷火が『節制』の勇者として召喚された事に驚きつつも、久しぶりの再会を心から喜んでいる。

また、以前『クノイチ』としての活動を聞きつけたジェイソン・アームストロング/ドクタージェネシスから正式なヒーローとして勧誘された事がある。しかし、『自分の戦いはただの『個人的復讐』であり、ヒーロー扱いされるのはおこがましい』として断っている。


感想よろしくお願いいたします。

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