『自称ハニワの王子。は○丸って言うな~!』埴輪 土偶之助
【基本設定】
ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。
遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。
そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。
異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。
※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。
・『現地人』
異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。
『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。
【名前】埴輪 土偶之助
【所属】現地人
【種族】生きているハニワ
【年齢】31
【職業】ハニワの王子(自称)
【性別】男
【外見】
10代半ばの人間と同サイズの武人型埴輪。
notは○丸
【趣味】ハニワ作り、青空ハニワ教室のゲリラ開催
【好きなもの】ハニワ、絆ちゃん
【嫌いなもの】ハニワを侮辱する人、は○丸に間違われる事、その場の空気を読む事、臨機応変な対応や行動
【性格】
ハニワだけど普通に喋れるし、自由に動ける。
軽いアスペルガー症候群が入っているため、年齢に比べて子供っぽく呑気でマイペースな性格をしており、その場の空気や他者の言動を読み取る事が苦手で『ハニワさえ作れたらそれでいい』とさえ思っている。
でも、見た目の性で他の転生者や魔王、更には勇者からも『は○丸』に間違われる事だけは嫌。
『は○丸って言うな~!』が口癖。
一人称・『僕』
イメージCV・入野自由
【能力】
『生きているハニワ』
ハニワである為に『食事』と『排泄』の必要が無く、水さえ飲んでいれば何百年でも生きていける上に、体が老化する事もない。
ただし、精神を休ませる為に『睡眠』は必須であり、その体はハニワ=土製の焼き物である為に『衝撃』や『圧力』には弱い。
『ハニワの王子』
異世界『アルカディア大陸』において、初めて『ハニワ』という存在を生み出した凄まじい存在。
その腕前も素晴らしく、可愛らしいハニワを次々と作り出す。
魔法と組み合わせることで喋ったり動いたりするハニワが作れる他、ハニワロケットなども作れる便利なハニワ職人。
『前世の記憶』
転生者としての特性。
今の世界に生まれる前、『地球』という惑星の『日本』という国で人間として生きていた頃の記憶や知識を保持しており、人間と同等レベルの知性や知識等を有している。
前世は軽度の『アスペルガー症候群』と診断された発達障がい者で、転生した現在もその影響が色濃く残っている。
自分が興味のある事柄(※彼の場合はハニワ関連)に対しては驚異的な知識と集中力を発揮するが、『その場の空気を読む事』と『臨機応変な行動』が苦手で『他者の言動を深読みする事ができず、文字通りの意味で受け取ってしまう』といった特性がある。
『ハニワの大軍団』
自身が作り出したハニワ兵士で構成された大軍団。
その数はおよそ1万を超えており、『魔王』の軍勢にも比毛を取らない………しかし、所詮はハニワ=土製の焼き物なので『衝撃』や『圧力』を受けると簡単に粉々に砕けてしまう為、全体的及び総合的な攻撃力と防御力はナマズネコよりも低い。
【詳細】
転生したら『生きているハニワ』になっていた異世界転生者。
自称『ハニワの王子』。
前世の頃からハニワが好きで、作り方を知っていたので気まぐれに実践してみたら上手くいき、何故だか異世界で大ヒットして一躍大陸中の人気者になれた。
その一方、自分の見た目がハニワキャラの大先輩である『は○丸』にそっくりな事にはコンプレックスを抱いており、ことあるごとに他の転生者や転移者からは○丸に間違われ続けてきたために、いつの間にやら『は○丸って言うな~!』が口癖になってしまった哀れな一面もある。
『異変』の発生後は一部の地球(※特に21世紀の日本)出身の『魔王』や『勇者』からも『は○丸扱い』されるようになり、ますます肩身の狭い思いを強いられる日々を過ごしていった。
しかし、そんな日々の中で出会った『希望』の勇者の一人・伊藤 絆だけは、地球/日本出身でありながら彼をは○丸ではなく『埴輪 土偶之助』として接してくれた為、自分を『は○丸扱い』しないほぼ唯一の相手である絆に非常に懐いており、今では互いに『絆ちゃん』『土偶之助くん』と呼びあっている。
現在は絆と共に『信仰』の勇者・スサノオのパーティに参加しており、
スサノオからは『ハニワ』
羽田 友矢、和泉 のどか、セリア・クリスタからは『土偶之助くん』
エクレール・カルゴからは『どぐうのすけさん』
鳴神 雷火/装甲忍者テンライからは『ハニー』
スサノオの信奉者達からは『ハニワさん』
と呼ばれている。
また、『博愛』の勇者・水篠 由亜や『知恵』の勇者・森近 魔霖も彼を『は○丸扱い』しないので、それなりに仲が良い。
【備考】
伊藤 絆が彼を『は○丸』扱いしないのは、何の事はない………単純に『世代の関係では○丸の存在自体を知らない』から。
由亜と魔霖が彼を『は○丸』扱いしないのも同様であり、魔霖に至っては、当初彼の事を『大魔神の子供』だと思っていたらしい。
感想よろしくお願いいたします。




