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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
498/554

『異世界における『フェアリープリンセス☆カオリ姫』のファン第1号』カンナカムイミッポ

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】カンナカムイミッポ

【所属】現地人

【種族】カンナカムイ

【年齢】200(人間換算で10歳くらい)

【職業】上条 恭香の仲間兼『フェアリープリンセス☆カオリ姫』のファン

【性別】雌

【外見】

稲妻型の角と雷様の太鼓を思わせる模様の臍を持つ黄色い東洋風の龍。

2~3頭身で丸っこく、可愛らしいゆるキャラを思わせる姿をしている。

普段は身長1.3m・体重42kgだが、全身に力を入れると身長25m・体重500tに巨大化可能。

変身魔法によって『竜の姿の時と同じ稲妻型の角を頭に生やし、某電気ネズミを思わせる色をした髪を持つ10歳くらいの人間の少女』の姿に変身できる。

【趣味】『フェアリープリンセス☆カオリ姫』の歌を聞く事、お菓子を食べる事

【好きなもの】お菓子類(特にクリームパン)、きょうかねー、キレイな歌、じいじ

【嫌いなもの】カエル、騒音、辛い食べ物

【性格】

好奇心旺盛で『キレイな歌』と『お菓子類』が大好き。特に、以前知り合ったドラヤキマンに作ってもらったクリームパンが大好物。

竜の姿でも人間の姿でも人間の言葉を喋れるが、どこか舌足らずで幼い口調で喋る。

一人称・『みっぽ』

イメージCV・こおろぎさとみ

祖父への呼称・『じいじ』

【能力】

『カンナカムイ』

『雷』属性の竜の一種としての特性。

雲に乗って空を飛び、稲妻型の角から殺傷力の低い電撃(※当たってもせいぜい体が痺れて動けなくなる程度の威力)を放ち、体に力を入れると25mサイズに巨大化できる。


『変身魔法』

祖父から教わった自身の姿形を別の物に変える魔法。

これにより、『10歳くらいの人間の少女』の姿になれる。

修練期間が短いため、人間の姿でも頭に稲妻型の角が生えている。


『ノンノサンダー』

必殺技。

当たった相手の頭にキレイな花を咲かせる雷撃。

ちなみに『ノンノ』とは彼女の生まれ故郷カムイモシリ地方の古い言葉で『花』という意味。


【詳細】

アルカディア大陸東端に位置する島国『葦原皇国』の北部・『カムイモシリ』地方に生息する『雷』属性の(ドラゴン)の一種『カンナカムイ』の一匹にして、同種族の長老の孫娘。

『最強種』と称される竜の一匹と言えど、種族全体からすればまだまだ『幼い子供』であるため、祖父であるカンナカムイの長老に猫可愛がりされていた。

しかし一年前の『異変』発生時、カムイモシリ地方のカンナカムイの縄張りに『強欲の魔王(グリード)』の一人・ムゲンサイ配下の忍者軍団が襲来。

一族が次々に倒されていく中、祖父によって逃がされ、大陸本土へとたどり着いた………までは良かったものの、たどり着いた大陸本土も『魔王』による破壊や殺戮が半ば日常化しつつある戦乱の渦中にあった。

『竜の一匹』と言えど『幼い子供』でしかない彼女は、身寄りも知り合いもいない戦乱の中にある大陸を宛もなくさ迷うしかなかった…………。

そんなある日、この世界へと召喚されたばかりの『博愛』の勇者の一人・上条 恭香に遭遇。

片や人間、片や竜の子供………

という事もあって、当初はお互いに警戒していたものの、恭香は彼女が怯えて怖がっている事に気づくと、自身のもう一つの姿『フェアリープリンセス☆カオリ姫』へと変身。

自身に与えられた『勇者の加護』のテストも兼ねて、彼女の為だけのワンマンライブを披露した。

カオリ姫の歌と『加護』の力によって彼女の心の中に澱んでいた『悲しみ』や『苦痛』といった負の感情は消え去り、代わりに元気がモリモリと出てきて、気づけばその顔には久しぶりに笑顔が浮かんでいた。

そして…………改めて恭香と話をしていき、恭香が祖父から寝物語に聞かされていた『異界の勇者』の一人だと知り、『キレイな歌を聞かしてくれたお礼』と『またじいじ達に会って一緒に暮らす』為に、アルカディア大陸における恭香の最初の仲間、そしてアルカディア大陸におけるフェアリープリンセス☆カオリ姫のファン第1号となったのだ。

普段は変身魔法で人間の少女の姿になって行動しており、戦闘時や長距離移動の際に竜の姿に戻る(※人間の姿でも頭の稲妻型の角はそのままなので、人間の姿で街や人里等にいる時は帽子を深く被って角を隠している)。

恭香の事を『きょうかねー』と呼んで実の姉のように慕っており、恭香とパーティを組んでいる『希望』の勇者・西郷 高子や『正義』の勇者・真冬 猛/マイティスミロドンマン、高子の弓矢の師匠でもあるエルフの女狩人・アレデイナの事も『たかこねー』『たけにー』『あれでおばちゃ』と呼んで懐いており、恭香や高子達からも妹のように可愛がられている…………が、アレデイナは内心『おばちゃん』呼びされる事に複雑な思いを抱いている。

祖父や両親、仲間達と離ればなれになって会えない日々に悲しくなる事もあるが、恭香の変身したフェアリープリンセス☆カオリ姫の歌を聞くと悲しい気持ちがウソのように無くなって元気になれる。

【備考】

『ミッポ』という名前は、カムイモシリ地方の古い言葉で『孫』という意味。

彼女の祖父であるカンナカムイの長老にとって『初孫』である事にちなんで名付けられた、らしい。


感想よろしくお願いいたします。

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