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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
491/554

『勇者に弟子入り志願した半人前の見習い剣士』ヨルム・コーパック

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】ヨルム・コーパック

【所属】現地人

【種族】人間

【年齢】16

【職業】剣士見習い

【性別】女

【外見】

白い髪をおかっぱに切り揃え、黒いリボン付きの髪飾りでまとめた小柄な少女。

白い着物に緑色の袴を着用し、腰には2本の刀を帯刀している。

胸のサイズは大中小で言えば『中よりの小』。さらし巻きをしているので、実際より小さく見える。

【趣味】剣の鍛練、お菓子を食べる事、リキマル先生の言動をメモする事

【好きなもの】剣の修行、祖父、おにぎり、リキマル先生

【嫌いなもの】怪談話、アンデッド系モンスター、曲がった事、辛い食べ物

【性格】

尊敬する祖父のような立派な剣士になる事を目指して、日々修行に明け暮れている見習い剣士。

しかし、真面目過ぎるあまりに『努力の方向音痴』をしてしまう事も多々ある。

幼少期に怪談話を聞いて夜中にトイレに行けなくなり、オネショをしてしまった事があり、現在でも怪談話やアンデッド系モンスターが大の苦手。

基本的に年下以外には誰に対しても敬語で話す。

驚くと『みょっ!?』という奇声をあげる癖がある。

一人称・『私』

イメージCV・戸松遥

【能力】

『剣術』

物心ついた頃から剣術の修行を続けており、自身よりも巨大なトロールを瞬殺してしまう程の実力を持つ。

しかし本人は『まだまだ自分は半人前』だと思っており、現在も日々修行と鍛練を続けている。


『ボタン』&『モクレン』

祖父より受け継いだ2本1対の刀。

それぞれ鍔の部分に銘の由来である『牡丹(ボタン)』と『木蓮(モクレン)』の花を象った装飾が施されている。

彼女の曾々祖父が『空から落ちてきた流れ星(=隕石)』の欠片を素材にして、ドワーフの職人に鍛えてもらった………と伝わる刀で、両方とも大振りの太刀サイズながら子供でも振れる程に軽く、竜の鱗も紙切れのように切断できる切れ味を持つ。

使用する際は『ボタン』を右手で順手持ち、『モクレン』を左手で逆手持ちにする。


『メモ帳』

力丸への弟子入りを志願して以来、力丸の言動を全て書き記しているメモ帳。


【詳細】

『節制』の勇者の一人・犬神 力丸を『リキマル先生』と呼び慕い、力丸から断りも無しに『リキマル先生の一番弟子』を勝手に自称している少女。

アルカディア大陸の東端に位置する島国『葦原皇国』出身で、『一人前の剣士』となる事を目標に日々剣の修行を行っている若き剣士見習い。

彼女の祖父はかつて皇国を治める帝より『葦原一の剣士』と評された伝説的な剣士で、祖父のような立派な剣士になる事を夢見て、女だてらに大陸各地を旅しながら剣の腕を磨いている。

その旅の途中で今回の『異変』に巻き込まれた。

自他共に認める『半人前』ながら、微力ながらも人々を助けたいと思い『魔王』の軍勢に立ち向かっていたある日、この世界に召喚されたばかりの犬神 力丸と遭遇。

力丸の『戦いぶり』や『自身の祖父に勝るとも劣らぬ剣の腕』に見惚れてしまい、直後に弟子入りを志願。

力丸からは『悪いが俺は、弟子は取らん』と断られたものの、それ以来『弟子として認めてもらう為に』力丸と行動を共にしている。

日々、力丸の何気ない言動まで一言一句メモに書き記しており、力丸が鍛練をしていれば自身も隣で鍛練を開始し、力丸が風呂に入れば背中を流している。

力丸の事を『剣士』としても『異界の勇者』としても心の底から尊敬しているが、当の力丸からは『俺の弟子になっても、良い事は無いと思うのだがなぁ…………(-_-;)』と少し呆れられている。

【備考】

実はサクラ・アマテラの幼なじみで、お互いに『ヨルちゃん』『サクラちゃん』と呼び会う仲。

『異変』発生以前から伝書鳩ならぬ伝書フクロウを使って互いに手紙のやり取りをしており、お互いが違う『勇者』の仲間となっている事も知っている。



感想よろしくお願いいたします。

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