『地獄の底より蘇った怪傑キリン剣士の好敵手』鳳凰明神

【名前】鳳凰明神(ほうおうみょうじん)

【所属】現地人

【種族】異世界転移者/闇魔人

【年齢】 20代半ば

【職業】魔人一族幹部

【性別】男

【外見】

鳳凰を思わせる豪華絢爛な武者鎧と陣羽織を身に付け、鳥を模した仮面で目元を隠した偉丈夫。

西洋風の大剣が武器

【趣味】修行と鍛練

【好きなもの】強くなること、戦い、酒

【嫌いなもの】女や子供等の『弱者』、キリン剣士

【性格】

非常にプライドが高く『強い者こそが正義であり、弱い者は強い者に牛馬の如く仕える為にだけ存在している』と信じている。

女性や子供といった戦う力を持たない相手を『弱者』として忌み嫌っている。

一人称・『俺』

イメージCV:三木眞一郎

【能力】

『闇魔人』

空中を猛禽類のように高速飛行でき、

・手のひらからの火炎放射『鳳凰烈火』

・火の玉を雨のように降らせる『鳳凰流星弾』

・自身の大剣を炎に包み込んみ、敵を両断する『鳳凰業火斬』

等の技を使用できる。

【詳細】

戦国時代の日本でサタンデウス率いる魔神一族の幹部を務め、後の世において『怪傑キリン剣士の好敵手(ライバル)』と評される事となった男。

かつては名のある大名家の跡取りだったのだが、『強くなること』に取り憑かれて魔神一族の軍門に降り、人間を捨てて闇魔人となった。

魔神一族が東国へ侵攻した際、キリン剣士こと刈安　撫子との最初の戦いで左顔面に傷を付けられ、自身が『弱者』だと忌み嫌う『女』である撫子に顔を傷つけられた事を許せず、以来顔に傷痕を隠す為の仮面を装着して、キリン剣士を倒すことに執着するようになった。

幾度もキリン剣士と戦っていく内に不思議と気心の知れた仲となっていったのだが、結局両者が心から相容れる事は無く、最後は瀬戸内の浜辺でキリン剣士と一対一で果たし合いを行い………破れ果てた。

しかし、主君であるサタンデウスが『憤怒の魔王(ラース)』の一体として異世界・アルカディア大陸へと転生すると、サタンデウスが『混沌の神』より与えられた『魔王の権能』の力によって、他の魔神一族幹部や無数の闇魔人達と共に地獄の底から蘇ったのだ。

サタンデウスの命令により、闇魔人達を指揮してアルカディア大陸の住民達を殺し回る日々を送っているが、内心では『キリン剣士と再び戦い、今度こそ勝利する事』を願っており『魔王の敵』として異界より召喚されている『勇者』達の中にキリン剣士がいると知ると、今度こそ雪辱を晴らそうと企んでいる。

【備考】

怨敵たるキリン剣士/撫子や主君であるサタンデウスと同様、その存在やキリン剣士との戦いの様子は平行世界の壁を越えて『日本人なら知らない者はいない』と断言できる程の知名度を持ち、『キリン剣士との果たし合いが行われた』と伝わる瀬戸内海某所の浜辺には現在、『キリン剣士と鳳凰明神の銅像』が置かれており、瀬戸内海周辺を代表する観光名所の一つとなっている。