『愛無き性行為より生まれた最後の王子』ジョルジュ・オーギュスト・ミズガーズ
【基本設定】
ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。
遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。
そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。
異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。
※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。
・『現地人』
異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。
『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。
【名前】ジョルジュ・オーギュスト・ミズガーズ
【所属】現地人
【種族】人間
【年齢】3
【職業】ミズガーズ王家最後の生き残り
【性別】男の子
【外見】
母親譲りの鮮やかな紫色の髪をいわゆる『坊ちゃん刈り』にした幼児。
将来的に父親に似たイケメンに育ちそうなポテンシャルを既に備えている。
乳歯がようやく生え揃いつつある。
【趣味】昼寝、絵本を読む事
【好きなもの】絵本、昼寝、シチュー、かーたま
【嫌いなもの】かーたまやとーたまに会えない事
【性格】
王族とは言えまだまだ親に甘えたい年相応の幼児。
母・アリスの事が大好きであり、一年近く会えていない事に寂しさを抱いている(※父・レオナール共々既に死亡している上に、アンデッド化しているとは夢にも思っていない)。
自身の護衛を務めているミネリア・アンセーナの事を『みねりあねーたま』と呼んで懐いている。
「~~なのれす」「~~れすか?」といった舌足らずながらも丁寧な口調で喋る。
イメージCV:洲崎綾
一人称・『まろ』
両親の呼び方・『とーたま』『かーたま』
【能力】
幼児なので特に無し。
【詳細】
レオナール・ルイ・ミズガーズとアリス・カトリーヌ・アメティストの息子で、若干3歳にして『ミズガーズ王家最後の生き残り』となってしまった少年。
レオナールによるアリスへの『レイプ紛いのお遊び』によって誕生し、はからずもアリスの姉(すなわち、彼の母方の伯母)であるイレーヌ・クラリス・アメティストが婚約破棄される原因を作ってしまった。
イレーヌが『嫉妬の魔王』となって王都ベールガルドを襲撃する直前、父方の祖父でもある現・ミズガルズ王によって王国軍の女将軍・ミネリア・アンセーナ護衛の下にアヴァロン王国へと逃がされ、ミズガーズ王家の人間でただ一人生き残ったのだ。
まだまだ幼い子供なので小難しい政治関係の事柄については全く分からないが、ミズガルズ王国からの避難民や生き残りの一部には、彼を『王国再建の象徴』として担ぎ上げようと考えている者も存在している。
【備考】
母であるアリスからは愛されており『王家の跡取りとして恥ずかしくない人間』になるように育てられていたが、父であるレオナールからはアリス共々『面倒なお荷物』扱いされて半ば疎まれていた。
また、伯母に当たるイレーヌからも
『アリスが自分からレオナール様を奪う機会を与えたおぞましき存在』
『この世に存在してはいけない、最も醜く穢らわしき生き物』
と認識されており、『必ずやこの手で捕らえ、アリスやレオナール様の目の前で惨たらしく殺してやろう』と企まれている。
感想よろしくお願いいたします。




