『人魚族の盟友』ペッシー
【基本設定】
ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。
遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。
そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。
異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。
※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。
・『現地人』
異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。
『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。
【名前】ペッシー
【所属】現地人
【種族】クビナガペンギン
【年齢】人間換算で38歳くらい
【職業】ナーモス・ククーガの親友
【性別】雄
【外見】
中生代の海洋で繁栄したプレシオサウルス等の海凄首長竜を連想させる長い首を備えた体&ヒレ状の四肢を有するペンギン。
背中側並びに頭部の体色は青、腹部の体色は白、クチバシは黄色。
【趣味】仲間達と泳ぐ事、ナーモスと遊ぶ事
【好きなもの】ナーモス、魚全般(食料的な意味で)、海、クビナガペンギンの仲間達、自身の家族
【嫌いなもの】人間の漁師、人間の漁師に襲われる事、地上から海に捨てられたゴミ類、サメ、魚人族
【性格】
初めて見たものにはとりあえず近づいていく好奇心旺盛な性格。
しかし、それが災いして人間の漁船に不用意に近寄って漁師達から攻撃を受ける事が多々ある。
ナーモスを『一番の親友』と認識しており、ナーモスが一声呼べば海の彼方からでも飛んで………もとい、泳いでくる。
人間の言葉を『喋る事』はできないが『理解する事』はでき、ナーモスを初めとする人魚族等の『海に住む亜人種族』とは当たり前のように意思の疎通が可能。
イメージCV:チョー
鳴き声:『クエェェェ！』
【能力】
『クビナガペンギン』
その名の通り、首長竜のような体型をしたペンギンの一種。
ほぼ完全な水棲生物となっており四肢はヒレ状、生態も卵生から卵胎生になっている。
水中をイルカと同速度で遊泳でき、息継ぎ以外で水面から出る事はほとんど無い。
人魚族とは友好関係にあり、反対に魚人族とは敵対している。
肉は食用可能でかなり美味。
『氷のブレス』
あらゆる物を一瞬で氷漬けにする絶対零度のブレス。
火属性または同じ氷属性以外の相手には効果抜群。
【詳細】
地球の中生代頃に海洋で繁栄していた首長竜のような体型をしたペンギンの一種『クビナガペンギン』の一匹。
人魚族の長・ナーモス・ククーガとは幼なじみであり、種族を超えた大親友。ナーモスが一声呼べば海の彼方からでも飛んで………もとい、泳いでくる。
ナーモスが『博愛』の勇者の一人・水篠 由亜の仲間となった際、共に由亜の仲間となった。
クビナガペンギンは『完全な水棲生物』なので、陸上でははっきり言って『役立たず』なのだが、海や湖等の広い水場ならば、まさに『水を得た魚』ならぬ『水を得たペンギン』となる。
『親友であるナーモスの仲間は自分の仲間』と考えており、由亜はもちろんの事、シグルズやロボ、森近 魔霖や東風谷 翡翠等にもよく懐いている。
【備考】
実は結婚しており、女房と5匹の雛鳥が人魚族と共にトラロカン湖に避難している。
感想よろしくお願いいたします。
