『死織ラブなツバメ少女』マティルダ・シュヴァルベ

【名前】マティルダ・シュヴァルベ

【所属】現地人

【種族】ガルーダ族・ツバメ

【年齢】15

【職業】見習い冒険者兼『死織軍団』のメンバー

【性別】女

【外見】

背中からツバメのような翼を生やし、ツバメの頭部を模した帽子(キャップ)を被った少女。

ツバメの体色と同じ色分けがされたシャツと半ズボンを着用。

背丈は小学4～5年生並みに小柄で、胸のサイズは大中小で言えば『中』

【趣味】空を飛ぶ事、ミミズやイモムシをおやつ感覚で食べる事、

【好きなもの】シオリ姐さん、空を自由に飛ぶ事、自身の飛行スピード、ミミズ&イモムシ(食べ物的な意味で)、故郷の友達との飛行競争

【嫌いなもの】狭くて暗い場所、ネコ系獣人、勝負事で負ける事、男の子に間違われる事

【性格】

いつでもどこでも明るく笑っている少女。

ツバメのガルーダ族なので自身の『飛行スピード』に絶対的な自信と自負を持ち、かなりの負けず嫌い。

一方で一度心が折れてしまうと、自分では中々立ち直る事ができずに長い間引きずってしまう繊細でナイーブな一面もある。

山本　死織の事を『依存』や『狂信』レベルで心酔しており、ほとんどヤンデレに近い。

一人称が『ボク』のボクっ娘で、体型も相まって男に間違われやすい事を気にしている。

イメージCV：Machico

【能力】

『ガルーダ族』

半人半鳥の亜人種としての特性。

背中から生えた鳥のような翼で空中飛行が可能なのは勿論の事、彼女は『ツバメ』の特徴を持つガルーダ族なので、地球の単位にしてマッハ1.5のスピードを保ちながら24時間飛行し続ける事が可能。

視力も非常に優れており、高度500m上空から地上を這うミミズやイモムシを視認できる。

『機械式連発弓(クロスボウ)』

主要武器。

右腕前腕部に装着されている連発式の小型クロスボウ。

10本までの矢を装填&連射可能。

ガルーダ族の持つ『飛行能力』と『優れた視力』と組み合わせれば、遥か上空から『避けようの無い狙撃』を実行できる。

【詳細】

半人半鳥の亜人種『ガルーダ族』の少女で、『信仰』の勇者の一人・山本　死織が率いる『死織軍団』の一員。

ちょうど『魔王』による『異変』発生直前に冒険者となったのだが………その直後に戦闘経験0のまま『魔王』の軍勢との戦いへと駆り出されてしまった。

そして実際に『魔王』の軍勢と対峙すると、あまりの恐怖からパニックに陥って、他の冒険者達や兵士達を見捨て敵前逃亡。

直後に冒険者達と兵士達は『魔王』の軍勢によって皆殺しにされ、皮肉にも即座に逃げ出した彼女が『唯一の生き残り』となってしまった。

それから1年間、『魔王への耐え難い恐怖』『仲間を見捨てて逃げ出してしまった後悔』『自分一人だけが生き残ってしまった負い目』………それらがない交ぜとなった大きく重い罪悪感に苦しめられながら、各地の避難所を逃げるように渡り歩く日々を過ごしてきた。

そんなある日……山本　死織と彼女が率いる『死織軍団』が戦っている様子を偶然目撃。

自身と同年代の少女でありながら、一軍の大将軍のように大軍を指揮し、恐れも怯みもせずに『魔王』の配下達と戦う死織の姿に見惚れると共に、いつまでも罪悪感に捕らわれ続けている自分自身に嫌悪を感じた。

『自分も、彼女のように強くなりたい』

『いつまでも、罪悪感と後悔に苦しむ自分ではいたくない』

そう考え、自ら死織本人に頼み込んで『死織軍団』の一員となったのだ。

普段は十八番である飛行能力を活かして『斥候』役と『偵察』役を担当しており、直接戦闘に参加する事は稀。

また、死織軍団のメンバー内でも死織への『心酔』と『崇拝』の感情が一番強く、まるで親に甘える子犬か雛鳥のように死織の後をどこまでも着いていく。

しかし、端から見るとその様子は『依存』や『狂信』に近く、死織本人も内心で『……こいつ、もしかしてレズか？』と怪しんでおり、時々自身の貞操の危機を感じる事がある。

【備考】

『死織軍団』のメンバーは死織の『手下』や『家来』ではなく、『舎弟』や『兄弟分』という扱いであり、大半の者が死織の事を『姐さん』もしくは『姉御』と呼んでいる。

また、死織以外の『勇者』やその仲間達の事も、男性なら『おじ貴』や『兄貴』、女性なら『お嬢』と呼んでおり、その内情は『軍隊』や『レジスタンス』というより『昭和の任侠映画』や『極道物のVシネマ』に出てくるような『義理と人情を尊ぶ古きよき日本のヤクザ』に近い。