『さつまいも×モグラ×転生者』イモドラシル

【名前】イモドラシル

【所属】現地人

【種族】サツマイモグラ/異世界転生者

【年齢】約700以上

【職業】サツマイモグラ並びに全てのイモグラ族の長老

【性別】雄

【外見】

全長50～60m程度の小山のように巨大なさつまいもに、木の葉の手足とモグラのような頭部&顔が生えているような姿をしている。

鼻先には綺麗な満開の花が咲いている

【趣味】日光浴、水飲み

【好きなもの】日光浴、綺麗な真水、同族であるサツマイモグラ達&イモグラ族、

【嫌いなもの】争いごと、戦闘、火、他者に食べられる事

【性格】

モンスターでありながら争いごとや戦闘が苦手で、基本的には交渉や話し合いで問題を解決しようとする、良く言えば『穏やかで理知的』、悪く言えば『弱腰で臆病』な性格。

別に理想論や性善説を信じている訳ではないし、厳しい自然界においては『直接的な暴力』を行使した方が分かりやすく手っ取り早いというのも理解しているが、それでも話し合いで争いを回避できるならそれが一番良いと考えている。

人間の言葉を流暢に喋り、文字の読み書きも可能。

700歳以上という年齢に対して、20～30代くらいの若者のような喋り方をする。

一人称・『僕』

二人称・『君、あなた』

イメージCV・松元恵

【能力】

『サツマイモグラ』

『さつまいも』と『モグラ』の合体モンスター。

モグラのような頭部を持ち、木の葉の手足が生えているさつまいも……といった外見をした半分植物・半分動物の生命体。

鳴き声は『イモグ～』。

亜種に『ジャガイモグラ』『サトイモグラ』『ヤマイモグラ』『コンニャクイモグラ』等が存在している。

共通して頭部・鼻先に小さな木の葉が生えており、成長と同時に木の葉から蕾、そして花へと変化していく。

地中を自由に掘り進んで移動でき、半分植物なので日光による光合成と水分によって生きていける。

彼はその中の最年長個体であり、『人間の言葉を流暢に喋れる知性』と『小山のように巨大な体』を持ち、地中を移動すると周囲に小規模の地震を発生させるのだ。

『古薩摩(エンシェント)芋土竜(・サツマイモグラ)』

サツマイモグラの最年長個体としての特権。

サツマイモグラを初め『全てのイモグラ族』は彼の命令に絶対服従する。

その小山のように巨大な体には強力な『土』&『草』属性の魔力が宿っており、自身の周囲5km圏内に存在する植物の成長を操り、地震や土砂崩れや火山の噴火等を発生させられる。

『前世の記憶』

転生者としての特性。

今の世界に生まれる前、『地球』という惑星の『日本』という国で人間として生きていた頃の記憶や知識を保持しており、人間と同等レベルの知性や知識等を有している。

【詳細】

さつまいもとモグラの合体モンスター『サツマイモグラ』の最年長個体にして、アルカディア大陸に住むあらゆるイモグラ族の長老。

通称・イモ爺。

実は現代地球（※アースR(リアル)）からの異世界転生者で、前世における名前は『芋頭(いもがしら)　義夫(よしお)』。

いわゆるブラック企業に勤める社畜で、労働基準法違反ギリギリの業務のやり過ぎで過労死してしまった………が、ふと気がつけば、アルカディア大陸のエチーピア・ジャングルでサツマイモグラの赤ん坊に転生していたのだ。

半分植物である為に光合成と水分だけで生きていける体となり、深い密林の奥地に住んでいるので滅多に人間と遭遇する事もなく、転生後はサツマイモグラの仲間達と前世では味わう事ができなかったゆる～く、また～りとしたスローライフ生活を送っていった。

たまに人間や亜人種に遭遇して食べられそうになった場合は、前世の記憶や知識を駆使して逃走し、時には竜やグリフォンといったサツマイモグラよりも遥かに格上の魔物と交渉や話し合いを行って自分や仲間達の生存圏を確立。

そうして………転生から700年を数える頃には、体は高層ビルのように巨大化し、この世界の人間の言葉を流暢に喋れるようになり、他のイモグラ達から『自分たちの長老』として慕われるようになっていた。

『イモドラシル』という名前はエチーピア近隣に住むエルフ達から付けられた名前で、『世界を支える巨大な芋』という意味。

『怠惰の魔王(スロウス)』・ズーナマン・キャッティウスとは同じ転生者の盟友だったのだが、『死にたくない』あまりに他者を容赦なく殺害するズーナマンと違い、彼はよほど追い詰められない限りは極力戦いを避ける穏やかな性格だったため、『自己防衛の為とは言え、むやみやたらと殺生を行う事』に対して口論になる事もしばしばあった。

ズーナマンが『魔王』になった事に対して『自分がズーナマンの考えを改められなかったばかりに……』と思い悩んでおり、『勇者』の力に頼らずに自分でズーナマンの凶行を止めたい、と考えている。

【備考】

エチーピア・ジャングルの主である巨大ゴリラ・カイザーゴングの育ての親でもあり、カイザーゴングからは『イモのとっつあん』と呼ばれて慕われている。