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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 勇者編
307/554

【『堅固』の勇者】ジョージ・ウォーカー/カーネルUSA

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『勇者』

『光の神』によって別世界からこの地に召喚された者達。

召喚直前、チュートリアルで『光の神』並びのその眷属である『光の精霊』より異変の原因である『魔王』の討伐を命じられており、見事達成した暁には願いを何でも叶えると伝えられている。

勇者はそれぞれ最低一つ特異な『加護(※チート能力)』を授かっている。加護はそれぞれ『七つの元徳』に即したもので、

・『博愛』の勇者

・『希望』の勇者

・『信仰』の勇者

・『知恵』の勇者

・『正義』の勇者

・『堅固』の勇者

・『節制』の勇者

以上7×7=49名の勇者達が召喚されており、体のどこかに必ず『勇者』の証にして『光の神』のシンボルでもある『勇者紋|(ブレイブ・クレスト。○の中に『Y』が描かれ、左右上下の斜めに太陽の光を表す波線が2本ずつ描かれているマーク)』が浮かび上がっており、加護の発動時に青白く光り輝く。

(『博愛』=右掌、『希望』=右手甲、『信仰』=左手甲、『知恵』=額、『正義』=右上腕部、『堅固』=左上腕部、『節制』=左掌)


【名前】ジョージ・ウォーカー/カーネルUSA

【所属】『堅固』の勇者

【出身世界】アースH(ヒーロー):平行世界の地球の一つ。超人的な特殊能力や武装を有する『ヒーロー』と『スーパーヴィラン』が世界各地で日夜戦っている『特撮ヒーロー番組』や『アメコミ』を彷彿とさせる世界。

【職業】アメリカ陸軍大佐兼アメリカ政府公認スーパーヒーロー

【年齢】28

【性別】男

【外見】

アメリカ国旗(星条旗)をモチーフにした全頭マスクとアーマー風コスチュームを着用し、その上からケブラー製の黒いロングコートを羽織っている。

素顔は茶髪に碧眼の白人男性

【趣味】早朝トレーニング、コミックブックの購読、古いコミックブックを地域の子供達に無償配布する事

【好きなもの】アメリカとアメリカ国民、正義と平和、スーパーヒーロー物のコミックブックとその映画化作品

【嫌いなもの】合衆国政府の掲げる『正義』、今の自分、日本人、任務以外での殺人

【性格】

かつては合衆国の正義を盲信し、コミックブックに出てくるようなスーパーヒーロー足らんとする理想に燃える若者だったが、現在では自分の事を『ヒーローのふりをした殺し屋』と自嘲する皮肉屋となり、政府や大統領の掲げる『正義』にも懐疑的。

だが、祖国と同胞を愛する心は失ってはいない。

祖父が太平洋戦争で戦死しており、『日本人嫌い』を公言しており、公然の場でも平気で『ジャップ』呼びを行う。

一人称は、任務中やマスコミからのインタビューに答える際は『私』、上官や大統領と接する際は『自分』、プライベートで家族や友人と接する際は『僕』……と使い分けており、マジギレすると『俺』になる。

イメージCV:中村悠一

【加護&能力】

『超人兵士』

軍の実験によって強化された肉体。

オリンピックアスリートの2倍から3倍の身体能力・スピード・スタミナを持ち、本人曰く『全盛期のシュワちゃんと本気の喧嘩をしても勝てる』とのこと。


『白兵戦のプロフェッショナル』

あらゆる格闘技と武器の扱いを習得しており、並みのテロリストならたった1人かつ素手で鎮圧可能。


『2丁拳銃』

デビュー当初から愛用している2丁の25口径オートマチックピストル。その射撃の腕はほぼ百発百中。

召喚後の弾丸の補充については、現地で親しくなったドワーフの鍛冶職人にお願いしている。


我は(アイ・アム・)堅固なるストロング・シールド・人々の盾なり(オブ・ピープル)

勇者としての加護。

自身と自身が『守るべき存在』と認識した者をあらゆる攻撃・魔法・魔王の権能から守る神秘のバリアで包みこむ。

バリアで包まれている間はいわゆる『無敵状態』であり、ただ全力疾走するだけでも魔物達を大型トラックで跳ねられたかのように吹き飛ばす。

所持している武器にもバリアの効果を与える事ができ、彼の持つ銃から放たれた銃弾はオリハルコン製の鎧に風穴を開ける事も可能。


【詳細】

『アメリカ政府公認のスーパーヒーロー』として活動している人物。

『独立戦争の頃からアメリカの戦争に参加している』と言われる名門軍人一族『ウォーカー家』の次男として生まれるも、生まれつき喘息持ちの虚弱体質だった為に軍に入る事ができず、2歳上の兄や同年代のいとこ達が『合衆国の英雄』として華々しく活躍する横で、コミックブックマニアとしてほそぼそと暮らす日々を送っていた。

そんなある日、陸軍の将軍の1人である叔父から『超人兵士』を生み出す軍主導の秘密実験に誘われ、藁にもすがる思いで実験に参加。

他の被験者達が無残な死に方をする中でただ1人、『人間の完璧な見本』とも言える肉体と力を持つ超人兵士へと生まれ変わる事に成功。

時の大統領から直々に『カーネルUSA』のコードネームとコスチューム、そして『合衆国陸軍・大佐』の身分を与えられ、『ヒーロー業界におけるアメリカ政府の公式スポークスマン』に認定されたのだ。

しかし………ヒーローとなった彼に待っていたのは、

『反米テロ組織の壊滅』

『政府への反対デモを行う活動家の暗殺』

『中東や南米の反米政権の転覆』

等々………映画やコミックブックで描かれるような『スーパーヒーローらしい華々しい活躍』とは程遠い、薄暗い裏工作任務ばかり。

人命を助けるような仕事は『テロ事件の人質救出』か、『国外に訪問する大統領の護衛』くらいで、次第にその精神は磨耗していき……現在のような性格となってしまったのだ。

勇者召喚に応じたのも、『もしかしたら………異世界でなら映画やコミックブックのようなスーパーヒーローらしい活躍ができるかも』という淡い期待があったから。

しかし、『日本人嫌い』なので自分以外の勇者達の大半が日本人である事に、不満と嫌悪と少しの後悔を感じている。

【備考】

以前、日米ヒーローの親善を兼ねた模擬戦試合で坂亀 涼介/ヴァッサーXと戦い、わずか一点差で負けた事をまだ気にしている。

また、アースR等の一部平行世界の地球においては『アメリカン・コミックスを代表するスーパーヒーローの1人』として認知されており、『一人称の使い分け』は『日本製格闘ゲームから逆輸入された日本語訳版オリジナルの設定』とされている。


感想よろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 銃弾の火薬。 [一言] スーパーヒーローらしい活躍が「できるかどうか」じゃなく、スーパーヒーローらしい活躍を「する」んだよと言いたい。
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