背板怪獣　ムビムビエルル

【名前】背板怪獣　ムビムビエルル

【体長】15m【体重】80t【Mレベル】1

【出身地】レオンテイラ【武器】特になし

【解説】

　アフリカの小国・レオンテイラに生息している怪獣。

　背中に恐龍ステゴサウルスのような背板を生やし、全体的にピンク色をしているツチブタのような姿をした哺乳類型怪獣。

　ツチブタの1種がレオンテイラで独自の進化を遂げて怪獣化した生物で、レオンテイラではその建国以来、他国における牛のような一般的家畜として飼育されている。鳴き声は『オインク、オインク』。

　とても大人しく人間にもよく懐くので、近年では国外にも出荷されている。

　その肉は『一口食べただけで天国に行ける』、『食べなれると、10日の間は他の肉が味気なく感じてしまう』と言われる程の美味で、レオンテイラにおけるソウルフードとなっている。

【作者の余談】

　名前およびモデルはアフリカで実際に目撃されているステゴサウルスの生き残りではないか？と言われている未確認生物『ムビエル・ムビエル・ムビエル』。

　しかし、ただ単に『ステゴサウルスの怪獣化』では面白くないので、『ステゴサウルスのような背板を生やした巨大ツチブタ』としてみた。

　また、本当は『ムビムビエルエル』という名前だったのだが、間違って『ムビムビエルル』と書いてしまい、『これはこれでアリだな』と思い、『ムビムビエルル』となったのだ。なんて安直な……(笑)

　『レオンテイラの一般的家畜』というのは、こういう生き物が家畜として普通に飼われていたら面白いと思ったから。

　肉が美味という設定は漫画『トリコ』からの影響。