#41 ◇◇転機(闇の精霊暗躍:その6)雨降らし!侯爵との交渉
雨降らし!侯爵との交渉 交渉は成立するか? また、雨は降るのか?
それで、大教会に戻り、『水のクリスタル』の絵を術で印刷して、リリアナにイミテーション作りを依頼した。
完成品を見ると、中々良くできていた。たいしたものだー、まだ人種族たちにも、こんな仕事ができる者が残っていたかーーー!! =^_^=
セイレーンは、水の精霊リリーとその配下の案内のピクシーに、『水のクリスタル』イミテーションと交換させた。
あとは、リリアナに『雨降らし』儀式を提案させるだけだな。リリアナを呼び、侯爵への『雨降らし』儀式の提案を説明した。
リリアナなら、上手く資料をまとめるだろうと、期待をしていた。
夜になって、リリアナが提案資料を持って来た。内容を確認すると「うん、これ、これーーー!! 見事にまとめていた」
「リリアナー! まとめ方が上手いね、あとは侯爵との交渉だー。上手く謝礼と感謝がせしめれば、何か望みを叶えよう」と約束した。
今まで恐怖で支配しないと、うまく操れない奴ばかりだったが、あれならリリアナは、仲間と呼べる関係になるのか?、と思った。
数日して、リリアナがきた。侯爵との交渉は順調です、但し『水のクリスタル』を自分では持ちたがっています。これも想定通りです。きちっと、保持している間に雨が降り続けるから、洪水は嫌いでしょと押さえています。
やはり、自分のものにして、自分の都合のいいことが、出来るようになると、勝手な思い込みをする。本当にいまの人種族たちは...
侯爵を通して、国からの報酬と大教会長からの儀式の形式と許可を貰った。あとは、アネッサを主役にしたてて、儀式の実施だけだなー
リリアナは、アネッサと儀式の形式を練習をしてみたが、リリアナが横に付いていないとできない。これも想定通りだった。
儀式の形式は、付添人ありでの形式になった。これでいい、アネッサに『水のクリスタル』を操れる能力など皆無だからなー
いよいよ儀式の当日になった。朝から大教会は、ワサワサと騒いで、賑やかにしている。
これなら雨さえ降れば、いにしえの※大聖女再来になるだろうな。とほくそ笑んでいた。
※いにしえの:かなたに過ぎ去ってしまった昔。往時。
さあー、儀式の式が始まった。最初は、国の偉いさんの挨拶が何人か続いた。
その後は、大教会長の儀式開始宣言が行われた。
いよいよ、アネッサと付添人リリアナで、儀式が開始した。アネッサの集中力や持久力の限界、30分で成果を出す必要がある。
しばらく、儀式が続き、アネッサの限界になるころ、外で大粒の雨の雨音がしてきたー。
集まった人達から、しばらく歓声と拍手、祝辞の言葉が鳴り響いていたーーー!! =^_^=
よしー、儀式は成功だーーー!! 後は、しばらく降った後に、止めるだけだー
次回は、雨降らし!盗人との交渉 です
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