#18 ◇◇転機(聖女様達がいる日常:その5)ヨシトとミーテルの会話?
ユリナとミーテルを助けてから、数日が経った頃になる。
ユリナがヨシトに、ミーテルはもう立って歩けるくらいになったから、お礼が言いたいそうなの。
じゃあー、お昼を食べる頃にしようか、と決まった。
え、でもユリナ、ミーテルは入浴はしたのかな?
私は、あれから毎日のように入浴はしてるよ。
あれ? 病み上がりの入浴とか、注意をしないのか? 治癒院みたいな、ところなのに...な。
「あのねー、ユリナ。僕は、入院していたことがあるから、思うんだけど...」
「何日も寝込んだりした後だと、体が弱っていて、入浴の後はそれだけで、けっこう疲労するんだよ」
ユリナは、しばらく考え込んでいた「ああ、そうねー、この世界では、たまにしか入浴しないから、忘れていたわ」
「じゃあー、お昼前に入浴して、問題がなかったら、でいいからね。絶対に今日じゃなけれ、...じゃないよね」
それで、ユリナが手伝って入浴した後は、けっこう疲れていたようでした。
お昼は、ユリナと一緒に食べた。ミーテルには、お昼を持って行ってもらった。
この世界は、医学的な? いや、一般的な常識が欠けていることを、思い出したね。
そして、夕飯を一緒にすることになった。
ミーテルは、ベールで顔を隠すようにしていた。
あれ? あの酷いヤケドは治したよな、と思ってよく見てしまったら、顔を背けられちゃった。
あ、とても失礼なことをしちゃったかな、と思っていた。
ミーテルは、「私共を助けて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。この善行は今後、あなたのために、なるでしょう」と言っていたよ!
僕は一瞬で、何! 皇族のご挨拶か? と思ってしまったな!
ユリナは、困惑した僕のことを見て、ミーテルに何か伝えていた。
「ミーテル! ここは教会じゃないのよ! この人は信者でもない! 普通に話せないの!」と囁きが、ここまで聞こえちゃっているんだけどねー!
ミーテルはユリナに「普通の人と、聖女以外で話したことがないからね。困ったわね」とこれも、囁きが、ここまで聞こえるよ!
僕は「ねー、ユリナ、僕には十分に感謝の気持ちが、伝わったからね」と話を切り上げてもらった。
あれ? 聖女様って、けっこう厄介な生き物だったのかー、と思ってしまったなー! (;_;)
夕飯を食べていた。僕とユリナは、割と話すようになっていたが、ミーテルは黙々と食べていた。
後でユリナに聞いてみると、そうなのー、見習い聖女とかは庶民の子が多いから、色々と話ながら、食べるわよ。
特に、ミーテルは少し特別な聖女様だったから、この三年ほどは、一人で食べることが多かったわね。
やっぱりーーー!! 厄介な生き物だったーーー!!
でも! そーか。関わらないように、努力をしなくてもいいんだーーー!! と思ったら、何だか急に気が楽になった気がした =^_^=
次回は、聖女様って何?
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
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