#14 ◇◇転機(悪役令嬢、リリアナの悪の歩み:その3)侯爵様の思惑通り?
そして、直ぐに侯爵様へ、今回の状況についての報告を作成して、急いで連絡を出していた。
これはもう、絶対に侯爵様の思惑通りよーーー!! と思った。
その日に、見習い聖女が来て「大聖女様がお呼びです。依頼したい報告書があるから、メモをお持ちください」との呼び出しだった。
リリアナは、よしよし、直接その衰弱状態が見れるじゃないのよー、と内心はオモイッキリのほくそ笑みをしながら、急いで向かった。
リリアナは、見習い聖女に案内され大聖女様の寝室に通された。
「大聖女様、リリアナです。いま来ました」
「リリアナね。えーと、何だったかな...あれ?...」
「大聖女様、えーと、私は依頼したい報告書があるからと、呼ばれたのですが」
「ああ、そうねー、そうだった。もう公爵様へ報告をしないとね。他の人からの情報も入っているからね...」
「はい、情報を教えてください。急ぎであれば、要点をかいて、速報のような...もう遅いですかね?」
「えーと、出さなきゃいけないので...えーと...」
「大聖女様、差し出がましいですが、警備隊長から状況を聞いて、判断は先送りの報告をしては...と」
「ええ、そうねー、あなたは...できる...それでいいわ」
大聖女様、思った以上に状態が悪いようね。これはもう、...しばらくはこのまま続き...ダメね。
「はい、それでは、そのようにします」
そー、返事をして、大聖女様の寝室をあとにしたわ。
これはもう、侯爵様の思惑通りになって、きているわね。
それで、そのまま警備隊長の所へ向かったわ。
大事なことは、ミーテルがどう判断できるのかね。
警備隊長へ大聖女様の状態を伝えて、大聖女様の指示で、状況を教えてくださいと伝えた。
警備隊長から騎士の装備と武器が見つかり、聖女様の服のようなものも見つかったことを聞いた。
聖女様の服のようなものもは、どうされたのでしょうか?
警備隊長は、騎士の装備と武器、聖女様の服のようなものも街道の警備隊が持って行ったと聞いた。
やったー! これならば、こちらでミーテルの生死を書かずに済むわ。あとは、侯爵様の思惑通りに勧められそうね。
そして、執務室に戻り、公爵様への報告書を、警備隊長が見たことだけ書いて作成した。
それから、侯爵様へ大聖女様の状態が悪いこと、公爵様へ警備隊長が見たことだけで報告したことを連絡した。
大聖女様に公爵様への報告を、警備隊長が見たことだけで報告を作成したことを伝えたら、そのまま出すように言われたわ。
これなら、あとは侯爵様が手腕を発揮するだけだと思っていた。
次回は、侯爵様の手腕?
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