#151 ◇◇転機(わが家の進化Ⅱ:その19)治癒院での日々!磯の獲物取り
磯の獲物取り 子供たちは...
私は、あのお嫁さん達の流れで、この世界を知るまで、ヨシト君のところに居ようと思ったわ。
ヨシトがバケツを持って、戻って来てたの。中には小エビ? と小魚が入っていた。
それから、バケツを一つ持って、ドノバンさん達のところへ向かっていたわ。
これから、何が始まるのかな? とマユミは、興味深く思っていたわ。
子供たちは、食べ終わると、バケツから、小エビや小魚を取って、ナイフで切ってカゴに入れていったの。
「今日は、エサがたっぷりあるから、たくさんカニや魚が採れそうだ」と言っていた。
その後に、子供たちは、カゴを持って磯に向かっていた。
お嫁さん達も、マユミ行くよと。声をかけてくれていた。
私も、一緒に付いて行ったわ。
子供たちは、自分たちで相談しながら、要領よくカゴを仕掛けていっている。
たまに、ラビトアさんが、話を聞きながら置き直しをしたりしていた。
ミーテルさんとユリナちゃんが、ラビトアさんは海で仕事をしていたからね、と言っていたわ。
二人の話を聞いていると、ラビトアさんは海の仕事に詳しいみたいよね。
子供たちは、仕掛けを終えると、乾いた流木の破片を集めていた。
そこへ、ヨシト君が来ていた。 倉田さん、港のことはラビトアさんから、少し聞いたよ。大変だったみたいだね。
僕もこの世界に呼ばれたけど、周りの人に助けられてね。それで、自分のできることを、見つけながら、何とかやっているんだ。
その人達に相談をしながら、少しづつこの世界の事を知って、生活をする仲間ができてきたんだ。
あの人たちは、お嫁さんて呼ばれているよね。お嫁さんじゃないの?
町から離れたところだと、男女が仲良くしていると、すぐにウワサになるでしょう。特に、ご年配の方達がね。
それで、直ぐにそう呼ばれるんだよ。でも、悪い気もしていないみたいだし。一緒に生活してるから、まあ家族でいいのかな。
ドノバンさんから聞いたけど、結婚写真があるんでしょう?
ああ、あれは広告用の写真だよ。たまたま、居合わせて、頼まれたんだけどね。みんなも、楽しそうなので、一緒に写ったんだよ。
流されているって、思っているでしょう。でも、今までの僕は、手を引っ込めている人だった。と、今の僕からは思っているんだ。
それに、一人じゃ生きていけないしね、あえて手を離す必要もないでしょう。一人でいたほうが、いいならそれでも良いんだけど。
僕も、うちのお嫁さん達も、居心地が悪いなら、自分に合うところを探してもいいけどね。
でも、選べるように、この世界の事を知ってから、見つけた方が良いと思うよ =^_^=
私はそうね、さっき、この世界を知らないと、選べないと思ったのよね。
「うん、そうするわ、それと私はマユミでいいからね。それで、みんなと同じように、ヨシトと呼んで良いよね?」
「うん、良いよ。それで僕と、一緒にいると、そのうちに『お嫁さん達』にされちゃうけどね。上手くやってね」
私はしばらく、ヨシトと一緒にいることにした。「この世界を知らないと、選べない」からね。
次回は、磯の獲物は です
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