#146 ◇◇転機(わが家の進化Ⅱ:その14)治癒院での日々!廃棄処分
廃棄処分 港で元クラスメートが...
ラビトアさんは、軍船で討伐の英雄さんを、知っているみたいだから、連れてきたんだ、と聞いていた。
あの騒ぎも始めっから知っているような人から聞いたようだった。
お前達が頼むから、一度だけのお情けで軍属にしたんだ。
今は、役に立たないから港に捨てろと言われたんだよ。と上官みたいな人が言っていたよ。
それで、捨てる、捨てないで、争っていたんだよ。と聞いてきていた。
◇◇◇◇倉田真由美視点です。
港の運搬で、私は足が少し不自由だから、列から遅れて、ムチで叩かれたわ。
それを、かばって剛田君が、指導員から殴られていたの。
それは、魔獣討伐の訓練中に、魔獣に足を噛まれて、傷は治っても、左足は少し不自由になってしまったから。
いままでも、みんなにかばってもらって、度々いたたまれずに、逃げ出そうとしたけれど、みんなが止めていたから...。
今回は、あのヨシトを港で見かけた。この世界に来ていたんだ。しかも、堂々としていたわ。あの一人でイタガリのヨシトがね。
大人の人と話していた。しかも、両側に女の人を連れて、楽しそうにしていたわ。後ろから中学生くらいの女の子も付いていたわ。
いったい、彼に何が起こっていたのか? この世界に来て半年以上って...その僅かな間で...。
私は、逃げたんじゃない。彼に興味が出て、追いかけてしまったの。
でも覚えている、あの指導員が「あの女この港に捨てる!!」と叫んでいた。剛田君は「捨てない!!」と殴られながらも争っていたわ。
ちょうど、行きたい方向の、運搬車に乗せてもらったわ。私が、必死にヨシトを追って行ったからね...。
それで、宴会場に行けば、ヨシトは主役の英雄だからと言っていたわ。え! あのヨシトが...隣の港でも英雄だったそうよ!!
まだ、隣の港に来てから2週間も経っていないそうだった。そして、周りにいた女の人達。あれは、お嫁さんって...。
たしか、中学生くらいの女の子もいたわよね。ええ! 手を出しちゃったら、犯罪者じゃないの!! でもヨシトは、スラムのゴロツキ、そこでも親分にもなれないよね。せいぜい下っ端、パシリなはずよね。
ヨシトの隣にいた女の人が、港で起きた事情を聴いている。しっかりとした、大人の女の人だった。
私をヨシトと会わせてくれるらしいわ。
次回は、ギャップを埋める です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
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