#09 ◇◇転機(聖女様達がいる日常:その2)
ミーテルは、ヨシトの力を感じる?
「だって、これから教会に戻るのー。私達は、処分されるところだったのに、殺されるために教会に戻るの? ミー姉分かってる!」
「あー、そうよね。どこにも戻るところはないのよねー。どーしましょーか?」
「だから、ヨシトのところで、いいでしょう。こんないい感じに、してくれる人だよ。今までにいたかしら?」
「だからって、いきなりお嫁さんにしてなんて、普通は言わないでしょう!」
「だから、ミー姉は甘くみられるんだよ。スラム街じゃあ、15才で成人でしょう。すぐにお嫁さんになるよ」
「えー、でもねー、いくらなんでも、それは、失礼だと思うよー」
「それなら、公爵様のご令息に相談してみましょうか?」
「ミー姉は、もう忘れたの。リリアナが、大やけどした、ミー姉の顔を見せて、あいつは婚約破棄だーーー!! て叫んだでしょう!」
「あんな箱入り息子に、何ができるの。それならば、とっくにミー姉をリリアナから、助け出したでしょう! 全然分かっていないよ!」
そんなことを、言っているときに、このへやの片隅にスタンドミラーがあるのに、気が付いた。
この鏡に映るのは、だれだろう? そう思ってじーっくりと見ていた。
あー! 思い出したー! 懐かしいわーーー!! 大ヤケドする前の自分が映っていたー!
「あれー! あの2年も前の大ヤケドが、治っているわーーー!! どーなっているのかしら? ねー! ユリナー!」
「ミー姉は、まだ目が覚めてなかったのかー! じゃあー、私を見ても分からない? ここ左手と左足よ」ユリナはクルクルと回って見せて、両手を回転までさせていたー!
「さっき話した、『迷い人』ヨシトの力だよーーー!! これも簡単に治癒させたんだからねー! これで、目が覚めたかしら?」
「これって、ユリナ簡単に信じられるないよー!」
「あの大聖女様だって、それなりに治ったケガを、修復するなんて、絶対にできないからねーーー!!」
「じゃあー、ヨシトなら時間も操作できるかも? 元に戻してもらう方が安心できるんだねー! じゃあー、ヨシトに頼んでみるねー」
そう言いながら、部屋のドアへむかうユリナー!
「ユリナー! 違うのーーー!! ちょと待ってーーー!! 戻さなくてもいいわーーー!! お願い」
「まったく、ミー姉はーーー!! いつも夢の中にいるようだねーーー!! やっと理解ができたのーーー!!」
ミーテルは、突然の回復だったので、ようやくパニック状態から、少し立ち直っているようにみえた。
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