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23.【絵師】檸檬 絵郎▷【作者】きしかわ せひろ



★絵師情報★

絵師:檸檬 絵郎

描きやすい性別 :男性女性どちらでも。中性は得意ではないですが(どちらかに寄っちゃう?)、当たったらがんばります。

描きやすい年齢 :10代~成人かしら。

描きにくい人物:10代未満は未知の領域かも。当たってもかまわないけど。

描けない人物:複雑なアクセサリとか服のシワとか衣装の意匠とか、細かい描写は遠慮なくぼかして誤魔化します。

何かあれば:遠慮なく言ってください。←



★キャラクター依頼内容★

【バージョン】白黒

【絵師】檸檬絵郞

【作者】きしかわ せひろ

【出演作品】サウザンドセンス~魔王殺し(父)は能力者(子)と悪魔を倒すパートナーとなる~

【作品URL】https://book1.adouzi.eu.org/n1141fi/

【ジャンル】ハイファンタジー

【名前】ルーシャ (ルーシアルド・ケッセル)

【性別】男

【種族、人種】人間

【年齢】26才

【身長】185センチ

【体重】75キロ

【髪型・髪色】長髪ではないが、固めの髪質のせいで少しツンツンしている。色は『銀紫』ですが、白黒では完全な白。

【目つき・目の色】目つきはタレ目やつり目でもなく、やや大きめ。

【肌の色】北欧系の感じで、日焼けはあまりしていない。

【体型】剣士なので筋肉はあるが、洋服を着ると細身に見える。

【服装】白を基調にしたロングコートのようなもの。基本は聖職者なので、司祭のローブでもいい。家にいる時は簡単に、黒のシャツに白のズボンをはいている。

【表情】無表情が多め。感情の起伏はあるが普段は激しくない。

【性格】基本的に優しいところあり。でも、親しい人間以外にはあまり愛想は良くない。(どう接していいのかわからない。ややコミュニケーションが苦手)

【その他】これ以外にわからないことがあれば、いくらでもどうぞ!うちの子をよろしくお願い致します!



Mission complete!

バージョン1

挿絵(By みてみん)

バージョン2

挿絵(By みてみん)



★絵師コメント★(文:檸檬 絵郎)


 イメージをふくらますために、まず小説を読んでみることに。今までファンアートや企画でだれかの作品のイメージを描いたことはあったけど、中身読まずに描いたことがなかったもので、どうやっていいかわかんなかったの。

 まず最初にこれはと思ったのが、『プロローグ』の衝撃的なシーンで、主人公ルーシャが惨殺された家族の前で佇んでいるところ。ネットで見つけた『イワン雷帝とその息子』(レーピン作)という絵画があるのですが、あんな感じのを思い浮かべました。……なんですが、これは「プロローグ」であって、本編じゃないんですね。しかも本編主人公はこの時点では五歳も下なので、依頼内容とは違うなと判断しまして……

 ああ、そう。私、もちろん人物単体で描くこともありますが、そうじゃない場合も多くて。人物のみを描くときでも、読んだシーンからイメージして描くから、「作中にいる人」みたいなイメージなのね。ファンアートを描く場合って、読んでみてぴーんと来て描くものだから、衝動のままに描けるんです。「ぴーん」がきっかけというか、スタートなんですよ。でも今回は企画もので、「ぴーん」のシーンが見つかってないとこスタートだから、「ぴーん」と思えるシーンを見つけるのが先決だと考えたわけです。(この「ぴーん」というのが曲者でして、いくら巧い小説でも「絵になる!」と思えなきゃ来ないんですわ。逆に、いくら文章が拙くても……って言っちゃ悪いけど、作品自体があまり巧いものじゃなくても、「絵になる!」と思えれば描けるもので……その点、巧拙がすべてじゃないんですよね、作品って。)

 で、とりあえず第一章を読み進めていって、「ぴーん」と来たのが『安心材料と不安要素』という回。森の中の沢で、主人公ルーシャが物思いにふけっているシーンです。来ました、ぴーん。

 で、描いたのがこれ。


挿絵(By みてみん)


 おいレモンよ、企画の趣旨を忘れたか。人物はどこじゃあ……!

 ……ええ、まずはやっぱり、人物を置く土台を作ったわけです。ほら、「金魚の前に金魚鉢、アロワナの前に巨大タンク」って、言いますでしょ? ……イワナい? 俺は魚かっ! って怒らるかもだけど、言わんとしてることはわかるでしょう?

 で、それから人物を試行錯誤。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 しこうして出来上がったのが……


挿絵(By みてみん)


 ちょっと加工して……


挿絵(By みてみん)


 ま、こんな感じになりましたとさ。

 うん、やっぱりね……、「作中にいる人」がいいね……。

 つづき? ゆっくり読んでいくよ。設定がしっかりしていて、物語の進め方が丁寧なのでね、素敵な展開が待ってると思いますよ。なろうじゃ導入すっ飛ばしてでも早く話を進めろって人が多いのかもしれないけど、この小説は全然違う。むしろ導入にしっかりと分量を使っている感じかな。一話一話が充実しています。






★作者コメント&作品紹介★(文:きしかわ せひろ)


きしかわ せひろ です。

この度、ご縁もあり、イラストを描いていただけて嬉しく思います。ありがとうございます。


描いていただいたのは、拙作のサウザンドセンスの主人公とそのワンシーンで、暗い夜の森の中の沢にいる場面です。


白黒という表現で描かれているのもあるせいか、とても夜のしっとりとした感じが表現されていて良い雰囲気です。その中で、主人公の引きのアングルも良く、小物もちゃんとお話に沿って描いていただけていて、文章を見事に再現してくださったと思います。美術館の絵画のような仕上がり、見事でございます。


主人公を自分で描くより、素敵な男前に描かれていてかなり満足しております。

お話の中の場面としては地味なシーンではありましたが、個人的に書いてて楽しかった場面なので、ここをチョイスしていただけて感動ものです。


檸檬様の絵の雰囲気を活かして、こんな素敵な絵を描いていただき、本当にありがとうございました!


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第一回イラスト交換会
なろ美

第二回イラスト交換会
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第四回イラスト交換会
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第五回イラスト交換会
第五回なろ美
― 新着の感想 ―
[一言] めっちゃ雰囲気ある絵だなあと思って降りていくと作業過程が!! すごく面白かったですw 背景の方をイメージしてというのいいですね。 シーンとして浮かんでくる感じがして。
[良い点] ちょっ、もう!! ここにもフィギュアいましたか!! 完成画を見てまじめな感想を書こうと思ってたのに、フィギュアでいろいろ吹き飛んでしまったではないですか!! 完成画は静かな夜の雰囲気に包…
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