月待ち
掲載日:2015/03/10
浜辺の舟に腰かけて
あなたを見てる
子供みたいに
夜の波と遊ぶあなた
月を待って
月を迎えて
ほの白い体
空に舞ったら
悲しみの数を
忘れられますように
潮はいつか満ち
あなたが砂に書いた
愛の言葉
やさしく海へ連れ帰る
月を待って
月を迎えて
やわらかな香り
風に踊ったら
倖せの数を
そっと数えてみたい
ジーンズをたくしあげ
わたしを誘うあなた
あなたのそばにいれば
怖くない
月を待って
月を迎えて
はかない光
海の道になったら
あなたの手をにぎり
歩いてゆけますように




