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53.5話 澤の日常

私は今をときめく人気女優

私が本気でかかればどんな男の人も落とせてしまう!そう思っていた一ヶ月前


だが現在はどうか?


「なんでマサト君まだ私の好意に気づいてくれないの!?アホなの?バカなの?相手の感情が考えられないの!?」


絶賛苦戦中である


私がマサト君のことを何故好きなのかは分かる、助けられたからだ

マサト君が私のことが何故好きじゃないのも分かる、逆に何にもないのに急に好きになるなんておかしいし


だから私がマサト君に精一杯アピールするのも分かる、付き合いたいからだ

ただ、マサト君が何故私の好意に気づかないのかが全くわからない


基本的には、恋愛とはまず女性が男性を好きになり、この人は俺のことが好きなんだな、と男の人に気づかせ自分の優れた部分を積極的にアピールして男性に気を持たせる。

この優れた部分とは、別に顔でもお金でも家庭的なところでもなんでもよい。これが恋愛の基本


だが、マサトの場合は好きだということに気づかれていないため、いくら優れている部分をアピールしても「そうなんだ、凄いな」で終わってしまう


「まあそのためにみんなでいろいろ計画してるんだけど・・・・・・」


はっきり言って上手くいくとは思えなかった。なんならマサト君が女性不信になる可能性すらある

・・・・・・まぁ女性不信になってくれた方が好都合なのかも知れないけど


しかも花梨ちゃんが何かを企んでるみたいだし、まぁ私は何回も共演したことがあるから分かるけど花梨ちゃんは自分が1番でありたい性格をしているので大方マサト君と1番初めに付き合って、結婚して正妻になりたいのだろう


特に好きな人の1番でありたいなんて女性なら当たり前の考えだし仕方ないとも言えるだろう


「負ける気はないけどね」


実際に私も1番でありたいがどうすればいいのか全く分からない。調べてみても


『男性はプライドが高いのでそこを逆撫でせずに煽てて、さらに私と付き合うことによって男としての価値が上がると思わせれば良い』


などがアドバイスとして書かれているがマサト君はそもそもプライドが高くないし、女の人を自分の価値を上げるアクセサリーのような見方をしていないだろう


「リーファさんに電話でもしようかな」


はっきり言って教えてくれる可能性は低いが、あの3人の中なら1番可能性は高いだろう


『お掛けになった電話は——』


聞ける聞けない以前に出てくれなかった・・・・・・

まぁ王女様って多忙の身だから(多分)仕方ないよね。考えてなかったけどリーファさんとマサト君が結婚したら、マサト君って王子様になるの?


そう考えるとマサト君と付き合うのが不可能に思えてきた

いや、弱気になったらダメだ。気を強く持とう


「大丈夫、私は人気女優。マサト君を落として見せる!・・・・・・・・よね?」

付き合ったらメンヘラになりそうですね

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