51話 質問コーナー
「まず一つ目、色音さんは童貞ですか?」
「まぁ、そういう経験はありませんね(前世も含めて)」
「何故ですか?女の人に興味がないとかですか?」
あれ?馬鹿にされてる?やりたくてもやれないんだよ!
「単純にそのような相手がいないからですね、こう言うってはなんですが、女の人に興味はありますよ」
「おおっ!つまり色音さんは彼女がいないと!?」
「一度もできたことはありませんね」
すでに俺の精神は崩壊寸前なのに更なる攻撃を加えられる
「聞きましたか皆さん!?色音さんは純潔ですよ!?誰にでもチャンスがあります!これはネットニュースになること間違いなしですよ!」
チャンス?俺をいじるチャンスか?そしてネットニュースにまでなったら俺はこの世界に嫌われていると思うことにするからな
・・・・・・・・後日、ネットニュースに留まらずテレビニュースにまでなり、報道する時アナウンサーさんがニヤけていたのは死んで忘れないだろう
「次に、ズバリ色音さんのタイプとは?」
「俺のタイプなんか需要あります?」
「はい!」
多分ないと思うけどなー
「思いやりのある人ですかね?」
「もっと具体的に、年齢とか」
「話が合いそうなので同世代が一番好ましいですけど、10歳差なら全然大丈夫ですね」
「つまり色音さんは5歳でもいけると?」
「大人になった時の話ですよ!」
流石に5歳に興奮しないわ!
この世界だったら女性は5歳の男の子に発情するのかな?
「では次の質問です、色音さんはヒモになりたいと思いますか?」
「いや思いませんよ」
「え!?何故ですか?」
「いや普通に対等じゃなく、相手に迷惑ばかりかけるのは嫌じゃないですか」
「聖人君子ですか?」
なんでだよ?こっちの世界ではそれが普通なの?クズしかいないじゃないか
「次の質問は、どうすれば男性と付き合えますか?」
「そうですねーこれは個人的ですが、印象を強く残すこと、あまりガツガツ行き過ぎないこと、その人の気持ちを考えることですね」
「そんなことで付き合える可能性は高まるんですか?」
「前半二つは多分ですけど、最後のことは絶対した方がいいと思いますね」
人付き合いも相手の気持ちを考えることが一番大事だし
「なるほど、貴重な男性からの意見です、皆さんも参考にしてみてはどうでしょうか、そしてもうそろそろ話し合いも終わったみたいなので行きましょうか」
そう言ってスタッフさんが歩き出したのは喧嘩をしていた3人のところである
「あ、色音さん。よければ一緒に生放送しますか?凛さんも納得してくれたので」
その凛は壊れた様に、後6日と呟き続けている
「上手くはできないけど大丈夫かな?」
「先輩2人が完璧に教えてあげるので任せといてください」
「そうですよ、タイタニック号に乗った気持ちで安心してください」
たった今安心できなくなったな
俺ほんとに大丈夫かな?
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