39話 女の戦い③
「終わった〜」
長かった、2時間弱はここにいたのではないだろうか
「じゃあご飯食べに行こうよ」
「確かにもう昼だしな」
でもなにを食べたいのかが全く分からん、だって王女と女優だよ?
こういう時は本人に聞こう
「みんなは何食べたいの?」
「「「マクド!!」」」
あれ?王女様と女優さん?
「王女様ってジャンクフード食べるの?」
「いえ、食べたことがないので初の試みです」
・・・・・・・・そうか、初めてか
不安しかないのは俺だけかな?
「澤は大丈夫なのか?仕事的に」
「明日ライブがあるマサト君に言われたくないわ」
その通りです、俺も芸能人でした
「ね?両方大丈夫って言ってるだから行こっか」
「行くからそんな引っ張るなよ」
でもなんでそんなにマクドに行きたいんだ?
そんなことを思うマサトに対して女性陣はこう考えていた
(((絶対にポテトをあ〜んしてもらう)))
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「じゃあみんなの頼んだやつも揃ったし食べ始めようか」
そう言って俺はポテトをつまんで口に入れた
「やっぱり美味しいな」
「美味しい!初めて食べたけどこんな味がするのね」
と王女様がおっしゃっております
でも美味しかったなら何より
「お兄ちゃん、あ〜ん」
よそ見していると凛がポテトを食べさせようとしてくれていたのでありがたくいただくことにした
「じゃあお兄ちゃんもあ〜んして」
やばい!可愛いすぎる、凛と結婚する人にお前みたいな奴に凛はやらん!って絶対言っちゃう
「はい、あーん」
「うん!お兄ちゃんが食べさせてくれたものはいつもより美味しくなるね」
そんなはずないだろ
「マサト君、私にもしてくれない?」
こっちもすごく可愛いね
「流石に付き合ってもないのにするのはダメでしょ」
「分かりました、じゃあ我慢します」
我慢じゃなくてやらないんよ
「え?どういうこと?付き合ってる人以外にはやらないってことは私達は付き合ってるってこと?いやでもそんなことはないからきっと遠回しに私へ好意を伝えてるんだね。これはもう結婚秒読みといっても過言ではないのでは?」
凛がなにかブツブツ言ってるけど別に聞き返すことでもないから放置しとくか
勝者:凛
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