21話 スペシャルゲスト
「じゃあ色音さん、二人が写った写真と色音さんだけの写真を撮りましょうよ」
「別にいいですよ」
写真程度なら全く問題がない・・・・と思う
「笑いながらピースしてー」
「ハイチーズ」
パシャっという軽快な音がなり写真が撮れた
「どうですか?変な顔になってます?」
「いやいや、全然そんなことないですよ。かっこよく撮れてます」
それならよかったー、ファンの写真で変な顔してたらめちゃくちゃ恥ずかしいじゃん
「最後に握手だけお願い!」
一歩も引かぬという勢いで来られて思わず了承してしまう
「ありがとうございます!感激です!!」
なににだよ?テンション高すぎない?
「あっ、もうそろそろパーティが始まるから準備しておいてね」
そう言って俺が写った写真を見ながらホクホク顔で去っていった
「嵐のようだったな」
てめっ、淳この野郎!
「なんで先に伝えておいてくれないんだよ!」
「えっ?なんでってそっちの方が面白いからに決まってんじゃん?」
決まってんじゃん?じゃねぇんだよ!伝えておいてくれたらもうちょっとマシな対応できたって
「伝えておいてくれよ〜」
「まぁまぁそんな気にするなって。別に悪いことが起きた訳じゃないし、熱烈なファンがいて嬉しいんじゃないか?」
嬉しいのは嬉しいんだけどあそこまで熱烈すぎるとな・・・・
「それよりもうすぐで始まるから一緒にいとこうぜ、そっちの方がマサトは安全だし」
「別に身の危険がある訳じゃないし大丈夫だろ?」
お偉いさんしか来れないのだったら心配はないでしょ
「そうじゃなくて、ここに来る人のほとんどが色音ファンだからお前が困るっていうこと。だから気軽にサインとかあげるんじゃねぇぞ」
「分かった、心配してくれてありがとな」
「それと社交パーティの上手い過ごし方を教えてやるよ」
それは是非お願いしたい
「基本的には男の人の近くにいる、だから今回の場合は俺と一緒に居る」
「人に呼ばれた時は終始出来るだけ笑顔で対応してなるべく早く終わらせて元の場所に戻る」
「この間の呼ばれていない方は元の場所を動かず人を待っているよアピールをする」
「これをすることによってなるべく人と喋らずにパーティを終わることができる」
確かに凄く現実的でそこまで人と喋らなくていいな、淳お前は天才だ!
「おっ、人が来たな。少しの間静かにしてろよ」
「それと頑張れよマサト」
ニヤニヤとそう言う淳に疑問が浮かんだが気にしないことにした
会場に人が入ってきて淳がそう言い終わると同時に急に照明が暗くなった
「皆様、この度は集まっていただき誠にありがとうございます」
照明が明るくなった時には才花さんがマイクを握って挨拶をしていた
「そしてなんと、今回は隣国の王女であるリーファ様がこのパーティにご来場されました」
それだけ言うと隣にいた女性にマイクを渡した
「皆様初めまして、リーファです。今回は才花様にご招待いただきまして参加することにしました、よろしくお願いします」
ペコリと頭を下げるリーファ様、その所作の一つ一つがとても美しい。パチパチと拍手が起こった
この時代でもトップレベルな容姿に見惚れない男はいないだろう
「リーファ様ありがとうございました、次は今回参加していただくことになったスペシャルゲストを紹介いたします」
才花さんがそう言うと会場がザワザワし始めた、こんなパーティにスペシャルゲストなど初めてなのだろう
「今回参加していただくことになった色音さんです!それではご登場してください」
おお!色音さんか!最近有名になったよねー
あれ?でも色音って俺なんだけど・・・・。は?なんで俺?知らされてないんだけど
慌てて淳の方を見ると凄く悪い顔でニヤニヤしていた
この野郎マジで!
「なぁ色音さん、お前が出ないとこのパーティがめちゃくちゃになっちゃうかもなー」
くそっ!マジで覚えてろよ淳
淳に怒りの視線を送って才花さんの元へと向かった
ブクマ100件突破しましたー
本当にありがとうございます!
一応自分の中では目標がブクマ100突破だったので達成できて嬉しいです
これからも皆様の期待に応えられるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします!!
ハッピーエンドにしろ!という方は応援よろしくお願いします
バットエンドにしろ!という方も応援お願いし




