15話 女優
「なぁ淳、ほんとにこれで大丈夫か?」
俺は定員さんに金髪が似合いますと言われて金髪のウイッグをつけている
「ふふっ、似合ってるよ」
「おい!なんだよ、その小馬鹿にするような笑いは」
淳が俺の顔を見た瞬間笑い、私はすぐに後ろを向いたが体を小刻みに揺らしているため爆笑してると思う
「別に似合ってないとかおかしいとかじゃなくてな、今までのイメージと違いすぎただけで全然似合ってるぜ」
まぁ淳がそこまで言うのならこれでいいだろうと思い結局金髪のウイッグを買った。
「じゃあ次は金髪に合う服でも選びに行くか」
「そこまで必要か?」
金髪にしてるだけで俺のイメージと違いすぎるし大丈夫なのではないかと思った
「ちっちっち、お前はなにも分かってないなー。女は男の人が関係する時は
異様なまでに感覚が鋭いんだ」
そこまで気にする程感覚が鋭いのだろうか?俺は淳を信頼してるし絶対にバレないようにもしたいからそうするか
「分かった、なら服も買いに行こう」
「ちゃんと金髪に似合うチャラめの服を買えよ!」
「えっ・・・・・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はぁ、疲れたー」
「お前がはやく納得してくれればこんなに時間かからなかったけどな」
いやおれは悪くないんだよ!こいつガチでチャラすぎる服買ってくるからそれに抵抗してただけなんです。まぁその甲斐もあり普通の人がギリ着てるレベルの服まで、チャラレベル?を下げられた
「なんにしても今日はありがとな。お陰で外に出られるよ」
「別にいいよ。俺も楽しかったしな!じゃあまた明日な」
「また明日」
それにしてもこれってほんとに似合ってるのかな?している俺からすると痛いやつにしか見えないんだけど・・・・
自分の格好を気にしながら一人で帰っていると倒れている女性を見つけた。髪もボサボサで知らない人から見るとただのホラー映像である。
「大丈夫ですか?」
見て見ぬふりをするのは性に合わないから声を掛けることにした。
「大丈夫で・・・・・・・・」
俺の顔を見た瞬間声が止まってしまった。
「あの・・・・・・・・」
30秒ほど待ったあたりでさすがに声を掛ける
「あ、すみません。実は助けてくれるような優しい方を探すテレビの企画でしたー」
ネタバラシをした後に番組のスタッフと思われる方々が現れた
「では優しい男の方ありがとうございましたー。これで番組を終わります。」
「こちらこそありがとうございました」
そう言って別れた後に番組スタッフの方が話しかけて来た
「すみません、今のシーンを使わせてもらっていいですか?」
「俺はいいんですがちょっと確認を取らせてもらっていいですか?」
俺はいいが一ノ瀬さんがダメと言う可能性があるので許可を取ってみる
「こんな時間にすみません一ノ瀬さん。テレビの番組みたいなのに出てもいいですか?変装してる姿の」
『なら少しスタッフの方に電話代わってください』
「すみませんスタッフさん電話代わってください」
「えっ?はい、分かりました」
それからしばらくスタッフさんと一ノ瀬さんが話し合った
「あなたが噂に聞く色音さんなんですね。まさかここまでとは思いませんでした。許可は取らしていただきました、ありがとうございます。また会いましょう」
なにそれどんな噂なの?気になるんだけど
「すみません」
「えっ?ああ、どうしたんですか?」
さっきの女優さん?に話し掛けられてた
「連絡先を交換しませんか?」
「いいんですか?俺と交換しても」
「全然大丈夫ですよー」
美人に可愛い笑顔を向けられて断れる男がいるか?いねーよな!
淳が言っていたように金髪用の連絡先作っていてよかったー
「交換できましたね。また会いましょう」
多分もう会う機会などないだろうと思いながら俺はその場を去った
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