立ち止まらずに走り抜けろ!!!
なんか熱血少年漫画みたいなタイトルですが、全然熱血じゃありません。
中学生の頃はガンプラ作りが趣味でした。素組みするだけじゃなくて、塗装したり墨入れしたり、色々やってました。幕田の部屋は常にシンナー臭く、幕田の頭が空っぽなのはその時のシンナーの影響かもしれません。
ある日、水性塗料で機体のパーツを白く塗ってました。水性塗料は乾燥が遅く、特別な設備があるわけじゃない中坊の部屋では、一晩放置するしかありません。当然幕田は完全に乾くまで放置しようと思ったわけですが……一部の塗装のムラがめちゃくちゃ気になってしまい、どうにも落ち着かない。
中途半端な感想で塗り直したら余計ぐしゃぐしゃになるので、完全乾燥してから手を加えるのがセオリーなのですが、もういてもたってもいられない。
気になる――
気になる――
気なるううううう!
そんでもって、乾燥してない塗装面を筆でごちゃごちゃやってしまった結果、生乾きの塗料がシワみたいになって、余計ダメな感じになりました。
たぶん幕田は、途中で止めるのが苦手です。
仕事とかどーでもいい事だと「このくらい作っといて、あとは後日にやるかー」みたいな判断も出来るのですが、妥協したくない趣味の分野だとそれが出来ない。
少し立ち止まることが最適解だってわかってるのに、中途半端なところが気になって気になって……他に何も手につかない。
そんでいらんことをして失敗する。
長編を書いてると、かなり頻繁にそんな感覚に陥ります。
中途半端なところで止まってるのが気になって、ひたすら投稿しようとしてしまう。そうなると、もう他のことは何も見えない……長編をキリがいいところまで進める事しか頭にない変人になってしまいます。
立ち止まらずに走り抜けるのは、なんとも青春ぽいし少年漫画的でカッコいいんだけど、何かを造るのって場面においては、ちょっと立ち止まって全体を見直す心の余裕が必要ですね。
何が言いたいかというと、最近はなろう内の交流もそこそこに、長編をひたすら更新するマシーンになっていました。
――そんな言い訳です!
いろんな『やること』に時間を振り分けて、上手くこなしてるみなさんはすげーって思います。




