表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
-from simplex-  作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
【日々の唄】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

95/433

オハヨッ!

 オハヨッ! 軽くステップ踏んで

 キミがポンッと肩を叩いた

 笑顔キラリと朝陽を浴びて

 飛び込むように走っていった


 まるでダンスをしているみたいだ

 キミの背中を見送ったけど

 あっという間に見えなくなった

 キミにはとても追いつけないよ

 

 ベルが聞こえて駆け出したボク

 転がるように飛び込んだのさ

 先に着いてたキミは笑って

 両手広げて滑り込みセーフ

 

 嫌いな学校、毎日面倒

 だけれどキミが、いるから楽しい

 そんなキミは、教科書立てて

 度胸があるね、こっそり居眠り


 オハヨッ! 今日も垢抜けたメール

 ボクのケータイに、飛び込んできた

 今日はお休み、だけど十二時

 いつでもどこでも、挨拶はこれ


 急に会いたい、それってデート?

 何だか少し怪しい雲行き

 こんなメールはいつも決まって

 良からぬ出来事巻き込むんだ


 お一人様はお一つまでと

 ブランドショップで火花が飛び散る

 どうやらボクも戦闘要員

 こんなことだと思ったけどね


 女性の中に、混じって並ぶ

 ボクの気持ちも、考えてよね

 そんなキミは、顔を緩めて

 今日の勝利の、余韻にひたる

 

 早速キミは、着換えてみせた

 さながらちょっと、ファッションモデル?

 そんなキミの、嬉しそうな顔

 頬杖ついて、ボンヤリ見ている


 つかず離れず、微妙な関係

 友達以上、恋人未満

 そんなキミと、ボクの関係

 案外うまく、いってるみたい


 (-simplex.269g.net-、2005年10月22公開

 多分、こんな高校時代を送ってみたかったという妄想ですね(笑)。

 当時、三十歳を過ぎて、こんなことを考えていたわけです(笑)。

 

 一部の女性を除いて、実は三十代の中頃くらいまでは、女性と話すのが苦手でした。

 何を話せばいいのか、雑談のしかたもわかりませんでした。

 今では何も感じることなく、普通に話せるのに。

 当時は歳が近くて、ひょっとしたら恋愛に発展するかも!? とか、そんな期待があったからかも知れません。

 今では同世代だとしても、お互いおじさんとおばさんなので、どうでも良くなってしまいました(笑)。

 また若い人たちであっても、年が離れすぎていて、逆に子どもみたいな感じだからでしょうね。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ