キミのえがいたStory
キミのえがいたStory
忘れた頃に書き上がる
聞きたい訳じゃ無いけれど
いつも無理やり聞かせるね
キミは机に飛び乗って
ボクに向かって語り出す
ボクはスタンド手に持って
キミの姿を照らし出す
シアワセそうな、キミの顔見て
早くも終わって、欲しいとため息
語りだしたら、止まらないよね
一体どこで、息継ぎしてるの?
だ・け・れ・ど
キミの頭の中はいつも、妄想だらけなんだよね
ホ・ン・ト・に
ツッコミどころ多すぎて、呆れてボクは聞き流す
キミのえがいたStory
いつも尻切れトンボだね
続きはいつ頃なんだろう?
だけれどボクは聞きたくない
キミは両手を広げながら
語り部気分にご満悦
たった一人の観客は
それでも拍手は忘れない
今度の話は甘くて切ない
柄にも無いって言いたいけれど
どっかで聞いたような話
そういやテレビで今大人気
だ・け・れ・ど
キミがえがいた物語、ボクは一番大好きさ
ホ・ン・ト・に
キミと一緒にいるだけで、疲れてしまう日々だけど
それよりボクらの、Love Story
そろそろ展開、させていこうよ
キミのえがいた、Storyみたいに
なかなかうまく、いかないけれど
だ・け・れ・ど
キミの返事はいつだって、現実逃避なんだよね
ホ・ン・ト・に
ボクらのLove Story、続きはいつのことやらね
(-simplex.269g.net-、2005年9月24公開)
新婚さんの様子を描いた歌ですね。
お嫁さんの方は、何やら創作活動家で、小説なのかコミックの原作なのか。
お婿さんの方は、そうしたことに興味が無くて、いつも参っている様子。
そんなばからしくも、楽しそうな新婚生活を妄想していたのでしょうね。
この時代の私は。




