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-from simplex-  作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
【日々の唄】

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たそがれRHAPSODY

 染み付きすぎた、ぐーたら生活

 いったいどれだけ、過ごしたんだろう

 ちょっとやそっとで、抜け出せないけど

 それでもまんざら、悪くはないのさ


 たそがれRHAPSODY

 終わりを告げる空

 夕焼け小焼け色

 また明日と言って


 金が無くても、仕事が無くても

 一日一日、生き延びていけば

 恋愛小説、みたいな出来事

 いつかはここに、あるかも知れない


 たそがれRHAPSODY

 窓に頬杖ついて

 月と喋りながら

 星を見ているのさ 


 寂しいとき

 酔いつぶれて

 朝を待ったこと

 忘れないよ


 何だかわからない、どうにもならない

 そんなことばかり、続いているけど

 でもなすがままに、でもありのままに

 そうしているなら、何とかなるだろ


 たそがれRHAPSODY

 捨てたもんじゃない

 どんな長い夜も

 必ず朝が来る


 たそがれRHAPSODY

 疲れた一日が

 終わりを告げている

 ゆっくり休めよと


 (-simplex.269g.net-、2005年4月22日公開)

 2005年だと、貧乏派遣社員生活真っただ中でしたね。

 年収が300万円に届かず、手取りが17万円前後で、更に交通費はそこから自腹。

 今でこそ、派遣社員の単価は上がり、交通費支給も当たり前になってきたようですが、当時は酷いものでした。

 派遣社員の前は1年間ほぼ無職で過ごしていました。

 そうした時代のことを言葉に表したものです。

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